モンステラの育て方完全マニュアル|水やり・日光・植え替えのコツと増やし方

「モンステラを買ったけど、葉っぱが黄色くなってきた…」「大きく育てたいのに、なかなか新しい葉が出てこない」

こんな悩みを抱えている方、実は多いんですよね。

私も最初にモンステラを迎えたとき、正直なところ何度も失敗しました。水をあげすぎて根腐れさせたこともあるし、直射日光に当てすぎて葉焼けさせたことも。そういった失敗を重ねながら学んできたおかげで、今では3株のモンステラを元気に育てられるようになりました。

この記事では、モンステラの基本的な育て方から、あの独特な切れ込みのある葉を美しく育てるコツまで詳しくお伝えします。株を増やす方法も解説するので、初心者の方でも迷わないはず。私自身の経験を交えながらお話ししていきますね。

ぜひ最後まで読んで、あなたのモンステラをもっと元気に育ててあげてください。

モンステラってどんな植物なの?基本情報と人気の理由

モンステラを上手に育てるには、まずこの植物がどんな環境で育ってきたのかを知ることが大切です。原産地の環境を理解すると、室内での管理のポイントが見えてきますよ。

熱帯アメリカ生まれのジャングル育ち

モンステラはサトイモ科モンステラ属の常緑つる性植物です。原産地は中央アメリカから南アメリカの熱帯雨林。ジャングルの木々の下で、大きな木に寄り添いながら育っています。

「つる性植物」というと意外に思うかもしれません。でも野生のモンステラは、気根と呼ばれる根っこを伸ばして木の幹にしがみつきながら、上へ上へと登っていくんです。10メートル以上の高さまで登ることもあるというから驚きですよね。

ただ室内で鉢植えにすると、そこまで大きくなることはありません。環境にもよりますが、だいたい1〜2メートルくらいで落ち着くことが多いです。

あの独特な葉っぱの切れ込みの秘密

モンステラの最大の魅力といえば、やっぱりあの葉っぱ。大きくて光沢があって、何よりも特徴的なのが葉に入った切れ込みや穴です。

この切れ込み、実は「フェネストレーション」と呼ばれていて、ちゃんとした理由があるんです。

ジャングルの下層は、上の木々に光を遮られて薄暗い環境。そんな中でモンステラは葉に穴を開けることで風通しを良くしています。台風のような強い風が吹いても葉が破れにくいんですね。さらに穴から漏れた光が下の葉にも届くようになっているとか。

自然の知恵って本当にすごいなと思います。

ちなみに、若い株や小さな葉には切れ込みがないことも多いです。「買ったときは穴が開いていたのに、新しい葉には穴がない…」という声をよく聞きます。これは光量不足のサインかもしれません。この点については後ほど詳しく説明しますね。

なぜこんなにモンステラは人気なの?

観葉植物の中でも、モンステラは特に人気があります。インテリアショップでもカフェでもオフィスでもよく見かけますよね。

人気の理由はいくつかあります。

まず、見た目のインパクト。あの大きな葉は一鉢置くだけで部屋の雰囲気がガラッと変わります。私の部屋もモンステラを置いてから「なんかおしゃれになったね」って言われるようになりました。

それから、意外と丈夫なこと。原産地がジャングルの下層なので日陰にも比較的強いんです。日当たりがいまいちな部屋でも育てられるのは、観葉植物初心者にとって嬉しいポイントですよね。

成長速度もちょうどいい。早すぎず遅すぎず、新しい葉が出てくるたびに「おっ、また一枚」という楽しみがあります。

モンステラの置き場所|日当たりと環境の整え方

モンステラを元気に育てる上で、置き場所選びは本当に重要です。「どこに置いても大丈夫でしょ」と思って適当に置くと、思わぬトラブルの原因になることも。私も最初は失敗しましたから。

明るい日陰がベストポジション

結論から言うと、モンステラにとって理想的なのは「明るい日陰」です。

具体的に言うと、レースカーテン越しの柔らかい光が当たる場所。東向きや北向きの窓際なんかがちょうどいいですね。

「え、観葉植物って日光が必要なんじゃないの?」と思うかもしれません。確かに光は必要です。でもモンステラはジャングルの木陰で育った植物。直射日光にはあまり慣れていないんです。

私は以前、「日光をたくさん浴びせた方が元気になるはず」と思って、南向きの窓際に置いたことがあります。結果は葉焼け。茶色く焦げたような跡ができてしまいました。あの時は本当にショックでしたね。

直射日光は葉焼けの原因に

直射日光、特に夏の強い日差しは要注意です。

葉焼けが起きると、葉の一部が茶色や黄色に変色してしまいます。一度焼けてしまった部分は元には戻りません。見た目も悪くなるし、光合成の効率も下がってしまいます。

特に気をつけたいのは急に環境を変えたとき。例えば室内で育てていたモンステラを突然ベランダに出すと、光に慣れていない葉がダメージを受けやすいです。

屋外に出したい場合は、最初は日陰から始めて、少しずつ明るい場所に慣らしていくのがコツです。

暗すぎる場所もNG?徒長のサイン

とはいえ、暗すぎる場所もおすすめできません。

光が足りないと「徒長」といって、茎がひょろひょろと間延びしてしまいます。葉と葉の間隔が広くなって、なんだか頼りない姿に。あの切れ込みの入った立派な葉も出にくくなります。

「新しい葉に穴が開かない」という悩みを持っている方は、もしかすると光量不足かもしれません。

目安としては、本や新聞が楽に読める程度の明るさがあればOK。スマホのライトをつけないと手元が見えないような暗さだと、ちょっと厳しいですね。

温度管理のポイント

モンステラは熱帯生まれなので、寒さには弱いです。

理想的な温度は20〜30度くらい。人間が快適に感じる温度帯とほぼ同じですね。だから室内で育てる分には、それほど神経質になる必要はありません。

ただし冬場は注意が必要です。最低でも10度以上はキープしたいところ。5度を下回ると葉が傷んだり、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。

窓際は夜になると冷え込むので、冬は窓から少し離した場所に移動させましょう。私は毎年11月頃になると、窓際から部屋の中央付近に移動させています。

エアコンの風が直接当たる場所も避けた方がいいですよ。乾燥で葉が傷みやすくなります。

風通しも意外と大切

見落としがちですが、風通しも重要なポイントです。

空気が淀んでいると、病気や害虫が発生しやすくなります。特に梅雨時期は要注意。蒸れは植物にとって大敵です。

かといって、強い風はストレスになります。扇風機やサーキュレーターの風を直接当て続けるのは避けましょう。

窓を開けたときに自然の風がそよそよと通るくらいが理想的ですね。

モンステラの水やり|失敗しないための正しい方法

水やりは観葉植物を育てる上で最も基本的なポイント。そして最も失敗しやすいポイントかもしれません。私自身、水やりの加減がわからなくて何度も痛い目を見てきました。

基本は「土が乾いてから」たっぷりと

モンステラの水やりで一番大切なのは、土の表面が乾いてから水をあげること。

「何日おきにあげればいいですか?」という質問をよく見かけますが、正直なところ「〇日おき」という決まりはありません。季節や置き場所、鉢の大きさによって乾くスピードは全然違うからです。

私のやり方を紹介しますね。

まず土の表面を指で触ってみます。表面が乾いていたら、今度は指を1〜2センチくらい土に差し込んでみる。中まで乾いていたら水やりのタイミングです。

水をあげるときは、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと。受け皿に溜まった水は必ず捨ててくださいね。溜まったままだと根腐れの原因になります。

季節ごとの水やり頻度の目安

参考までに季節ごとの目安をお伝えします。ただしあくまで目安なので、実際の土の状態を確認することが大前提ですよ。

春から夏にかけては成長期。水をよく吸うので、だいたい週に1〜2回くらいの頻度になることが多いです。特に真夏は土が乾きやすいので、こまめにチェックしましょう。

秋になると成長がゆるやかになり、水の吸収も落ち着いてきます。週に1回程度で十分なことが多いですね。

冬は休眠期に入るので、水やりの頻度はグッと減らします。10日〜2週間に1回くらい。土の中までしっかり乾いてから水をあげるイメージです。

よくある水やりの失敗パターン

水やりで失敗するパターンは、大きく分けて2つあります。

ひとつは「あげすぎ」。これが一番多い失敗です。

毎日水をあげていたり、土が湿っているのにまた水をあげたり。そうすると根が常に水に浸かった状態になって呼吸ができなくなってしまいます。結果として根腐れを起こし、最悪の場合は株全体がダメになることも。

私も最初の頃、「植物には水が必要」という思い込みで毎日水をあげていました。案の定、根腐れさせてしまって。あの経験から「水のあげすぎは、あげなさすぎより怖い」と学びました。

もうひとつは「あげなさすぎ」。こちらは症状がわかりやすいです。

葉がしおれてきたり、葉先が茶色くカサカサになってきたりしたら水不足のサイン。ただ、多少水が足りなくてもモンステラは意外と持ちこたえてくれます。慌てて水をあげれば、たいていは復活しますよ。

葉水のすすめ

水やりとは別に、葉水(はみず)もおすすめです。

霧吹きで葉っぱに水をシュッシュッとかけてあげること。これには2つのメリットがあります。

ひとつは湿度を補うこと。モンステラは熱帯出身なので、湿度が高い環境を好みます。特にエアコンを使う季節は空気が乾燥しがちなので、葉水で潤いを与えてあげましょう。

もうひとつは害虫予防。ハダニなどは乾燥した環境を好むので、葉水で予防効果が期待できます。葉の裏側にもしっかりかけるのがポイントですよ。

ただし、葉水をしたからといって、土への水やりを減らしていいわけではありません。あくまで補助的なケアとして考えてくださいね。

モンステラの肥料の与え方|元気に育てる栄養管理

肥料って、あげた方がいいのかどうか迷いますよね。私も最初は「肥料って本当に必要なの?」と思っていました。でも適切に肥料を与えると葉のツヤが良くなったり、成長が安定したりするんです。

肥料を与える時期とタイミング

モンステラに肥料を与えるのは、基本的に成長期だけ。具体的には春から秋にかけて、4月〜10月くらいの間です。

この時期はモンステラが活発に成長するので、栄養をしっかり吸収してくれます。逆に冬は休眠期なので肥料は必要ありません。むしろ休眠中に肥料を与えると「肥料焼け」を起こすことがあるので注意してください。

おすすめの肥料タイプ

観葉植物用の肥料にはいくつかタイプがありますが、初心者におすすめなのは「緩効性肥料」です。

緩効性肥料は、土の上に置くだけでゆっくりと効果が持続するタイプ。2〜3ヶ月くらい効果が続くものが多いので、手間がかかりません。

私が使っているのは、白い粒状の観葉植物用緩効性肥料。成長期の始まりに土の上に置いて、効果が切れる頃にまた追加するだけ。これだけでモンステラは十分元気に育ってくれています。

液体肥料を使う場合は2週間に1回くらいの頻度で、規定量を水で薄めて与えます。「効果を早く出したい」と思って濃くするのは逆効果。根を傷める原因になるので、必ず説明書の量を守ってくださいね。

肥料のあげすぎに注意

肥料は多ければいいというものではありません。

あげすぎると「肥料焼け」といって根がダメージを受けてしまいます。葉の縁が茶色くなったり成長が止まったりするのは、肥料焼けのサインかもしれません。

心配な場合は、規定量の半分くらいから始めるのが安心です。植物の様子を見ながら、少しずつ調整していきましょう。

また植え替え直後は肥料を控えめに。根がまだ落ち着いていない状態で肥料を与えると負担になることがあります。植え替えから2〜3週間は肥料を与えず、根が新しい土に馴染んでから再開するのがおすすめです。

モンステラの植え替え|タイミングと手順を詳しく解説

モンステラを長く育てていると、いつか必要になるのが植え替えです。「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんがポイントを押さえれば初心者でも大丈夫。私も最初は緊張しましたが、今では毎年のルーティンになっています。

植え替えが必要なサイン

まず、どんなときに植え替えが必要なのかを知っておきましょう。

わかりやすいサインは「根詰まり」です。鉢底の穴から根が出てきていたり、水をあげてもすぐに鉢底から流れ出てしまったりしたら、根が鉢いっぱいに広がっている証拠。

土の表面に根が見えてきたり、水の吸い込みが悪くなったりするのも、根詰まりのサインです。

成長が急に止まったり、元気がなくなってきたときも、根詰まりを疑ってみてください。

一般的には、1〜2年に1回くらいの頻度で植え替えるのが目安。成長が早い若い株は毎年、成長がゆるやかになった大きな株は2年に1回くらいで良いでしょう。

ベストな植え替え時期

植え替えに適した時期は、5月〜9月頃。特に5月〜6月がベストです。

この時期はモンステラの成長が活発なので、植え替えのダメージから回復しやすいんです。逆に寒い時期の植え替えは避けましょう。休眠期に根をいじると株が弱ってしまうことがあります。

真夏の猛暑日もできれば避けた方が無難。暑さで株に負担がかかっているところに植え替えのストレスが加わると、ダブルパンチになってしまいます。

必要な道具と準備

植え替えの前に、必要なものを揃えておきましょう。

まず新しい鉢。今の鉢より一回り大きいサイズを選びます。「一回り」というのは、直径で2〜3センチ程度大きいものです。いきなり大きすぎる鉢に植えると、土が乾きにくくなって根腐れの原因になるので注意してくださいね。

鉢底ネットと鉢底石も用意します。排水性を確保するために大切なアイテムです。

土は観葉植物用の培養土でOK。水はけが良くて適度に保水性もあるバランスの取れた土が入っています。こだわりたい方は、観葉植物用土に軽石やパーライトを少し混ぜてさらに排水性を高めるのもありです。

あとはスコップ、手袋、新聞紙やビニールシート(作業場所に敷く用)があれば完璧です。

植え替えの手順

では、実際の植え替え手順を説明しますね。

まず、植え替えの数日前から水やりを控えます。土が湿っていると作業しにくいし、根が傷みやすいんです。

作業当日。新聞紙やビニールシートを敷いて、作業スペースを確保します。

古い鉢からモンステラを取り出します。鉢を傾けながら株元を持ってゆっくり引き抜きます。なかなか抜けない場合は鉢の周りを軽く叩いたり、竹串などで鉢と土の間に隙間を作ったりすると抜けやすくなりますよ。

根についた古い土を3分の1くらい落とします。このとき傷んでいる根(黒くなっていたりスカスカだったりする根)があれば、清潔なハサミで切り取っておきましょう。

新しい鉢の底に鉢底ネットを敷いて、その上に鉢底石を2〜3センチほど入れます。そこに新しい土を少し入れて、モンステラを入れてみます。高さを確認しながら、土の量を調整してください。

位置が決まったら、周りに土を入れていきます。隙間ができないよう、割り箸などで突きながら土を詰めるとしっかり植えられます。

最後にたっぷり水をあげて完了。植え替え後は直射日光を避けて、明るい日陰で1〜2週間養生させてあげてください。

支柱の設置について

モンステラが大きくなってくると、支柱が必要になることがあります。

特に上に向かって伸ばしたい場合は、ヘゴ支柱やココナッツファイバーの支柱がおすすめ。モンステラの気根が支柱に絡みついて、より安定して成長してくれます。

支柱は植え替えのタイミングで立てるのがベスト。後から立てようとすると根を傷つけてしまうことがあるので、最初から設置しておくと安心です。

モンステラを増やす方法|挿し木と茎伏せのやり方

モンステラが元気に育ってくると、「もう一株増やしたいな」と思うことがあるかもしれません。実はモンステラは比較的増やしやすい植物。私も何度か挑戦して、成功したときは本当に嬉しかったです。

モンステラを増やす2つの方法

モンステラを増やす方法は主に2つ。「挿し木」と「茎伏せ」です。

どちらも難易度はそれほど高くありません。ただ、成功率を上げるにはいくつかのコツがあるので、順番に説明していきますね。

挿し木の方法

挿し木は、茎を切り取って土や水に挿す方法。モンステラの場合、「節」の部分から新しい根と芽が出てくるので、節を含めてカットするのがポイントです。

まず、元気な茎を選びます。節が1〜2つ入っていて、できれば気根が出ている部分がベスト。

清潔なハサミやナイフで、節の少し下をカットします。切り口は斜めに切ると水の吸い上げが良くなりますよ。

葉が大きい場合は、半分くらいにカットしておきます。これは蒸散(葉から水分が蒸発すること)を減らして、根がない状態での水分バランスを保つため。

切った茎は、すぐに水か土に挿します。

水挿しの場合は、切り口が水に浸かるようにコップや瓶に入れます。水は2〜3日ごとに替えてあげてください。明るい日陰に置いておくと、2〜4週間くらいで根が出てきます。根が5センチくらい伸びたら、土に植え替えましょう。

土挿しの場合は、湿らせた挿し木用の土(または観葉植物用土にパーライトを混ぜたもの)に挿します。土が乾きすぎないよう管理して、直射日光を避けた明るい場所に置きます。

茎伏せの方法

茎伏せは、切った茎を横に寝かせて発根させる方法です。挿し木よりも成功率が高いという人もいますね。

茎を節ごとに切り分けます。このとき、各パーツに節が1つ以上入るようにしてください。葉がついていてもいなくても大丈夫です。

浅めの容器に湿らせた水苔やバーミキュライトを敷いて、その上に茎を横向きに置きます。節が上を向くように、軽く押し付けるイメージです。

乾燥しないようラップをふんわりかけて、明るい日陰で管理します。時々ラップを外して換気も忘れずに。

うまくいけば、2〜4週間くらいで節の部分から芽と根が出てきます。ある程度成長したら、鉢に植え替えてあげましょう。

増やすのに適した時期

挿し木も茎伏せも、成長期である5月〜7月頃がベストタイミング。気温が20度以上あると発根しやすいです。

冬場は成長が止まっているので、発根に時間がかかったり、失敗しやすかったりします。暖かくなるのを待って挑戦するのがおすすめですよ。

モンステラのよくあるトラブルと対処法

モンステラを育てていると、「あれ?様子がおかしいな」と思うことが出てくるかもしれません。ここでは、よくあるトラブルとその対処法を紹介しますね。

葉が黄色くなってきた

葉が黄色くなる原因はいくつか考えられます。

一番多いのは「水のあげすぎ」。根が常に濡れた状態だと、酸素不足で根が弱ってしまいます。その結果、葉に栄養が行き渡らなくなって黄色くなるんです。

対処法は、水やりの頻度を見直すこと。土がしっかり乾いてから水をあげるようにしましょう。

逆に「水不足」でも葉は黄色くなります。この場合は、葉先から黄色くなることが多いです。土がカラカラに乾いていたら、たっぷり水をあげてください。

「日光不足」も原因のひとつ。暗い場所に長期間置いていると、光合成がうまくできず、葉の色が薄くなったり黄色くなったりします。もう少し明るい場所に移動させてみましょう。

古い葉が黄色くなるのは、実は自然な現象でもあります。植物は新しい葉に栄養を集中させるため、古い葉を落とすことがあるんです。株全体が元気なら、それほど心配しなくて大丈夫ですよ。

葉に茶色い斑点ができた

茶色い斑点の原因も様々ですが、よくあるのは「葉焼け」と「病気」です。

葉焼けの場合は、直射日光が当たっていた部分がダメージを受けています。置き場所を見直して、直射日光を避けるようにしましょう。

斑点が広がっていくようなら、「炭疽病」などの病気の可能性があります。この場合は、症状が出ている葉を切り取って処分し、風通しを良くしてください。ひどい場合は、殺菌剤を使うことも検討してみてください。

葉に穴が開かない

モンステラといえば、あの切れ込みのある葉が魅力。なのに、新しい葉に穴が開かないと、ちょっとがっかりしますよね。

穴が開かない主な原因は「光量不足」です。モンステラは、十分な光を受けると葉に切れ込みを入れる性質があります。逆に光が足りないと、穴のない丸い葉になりやすいんです。

また、株がまだ若いうちは、穴が開かないこともあります。成長するにつれて、だんだん切れ込みが入るようになることも多いので、気長に待ってみてください。

より明るい場所に移動させて、適切に管理を続けていれば、いつかきれいな切れ込みのある葉が出てくるはずです。

葉がしおれる・垂れる

水切れが原因であることが多いです。土が乾きすぎていないか確認して、乾いていたらたっぷり水をあげましょう。

ただし、水をあげているのにしおれている場合は、根腐れの可能性があります。根が傷んでいると、水を吸い上げられなくなるんです。

この場合は、鉢から出して根の状態を確認してみてください。黒くなってブヨブヨしている根があれば、切り取って新しい土に植え替えましょう。

害虫がついた

モンステラにつきやすい害虫にはハダニやカイガラムシ、アブラムシなどがあります。

ハダニは乾燥した環境を好むので、葉水をこまめに行うことで予防できます。見つけたら、水で洗い流すか、殺虫剤で対処してください。

カイガラムシは、茎や葉の裏に白や茶色の小さな粒のようなものがついていたら要注意。歯ブラシなどでこすり落とすか、専用の殺虫剤を使います。

いずれの害虫も、早期発見が大切。普段から葉の表裏をチェックする習慣をつけておくと安心ですよ。

モンステラの主な品種紹介

「モンステラ」と一口に言っても、実はいくつかの品種があります。ここでは、よく見かける品種を紹介しますね。

モンステラ・デリシオーサ

最も一般的なモンステラがこれ。「デリシオーサ」という名前は、熟した実が美味しいことに由来しています。

大きな葉に深い切れ込みと穴が入るのが特徴。成長すると葉のサイズが50センチを超えることもあり、存在感は抜群です。

園芸店でよく見かける「モンステラ」は、たいていこのデリシオーサですね。

モンステラ・アダンソニー(ヒメモンステラ)

デリシオーサより小ぶりな品種。葉のサイズは20〜30センチくらいで、穴は開きますが、葉の縁まで切れ込みが入らないことが多いです。

コンパクトに育つので、あまり大きくしたくない方やスペースが限られている方におすすめ。私の最初のモンステラは、このアダンソニーでした。扱いやすくて初心者向きですよ。

モンステラ・ボルシギアナ

デリシオーサとよく似ていますが、やや小型で成長も早め。葉の形や切れ込みの入り方が少し異なります。

実は、園芸店で「デリシオーサ」として売られているものの中に、ボルシギアナが混ざっていることも。見分けるのは難しいですが、育て方は基本的に同じなので、気にしなくても大丈夫です。

斑入りモンステラ

葉に白や黄色の斑(ふ)が入った品種もあります。「モンステラ・ボルシギアナ・バリエガータ」などが有名ですね。

見た目がとても美しく、インテリア性が高いので人気があります。ただ、斑入り品種は成長がゆっくりで、価格も高め。また、葉焼けしやすいので管理には少し気を使う必要があります。

観葉植物に慣れてきたら、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。

モンステラを購入する際のポイント

これからモンステラを迎えようとしている方に、購入時のポイントをお伝えしますね。

健康な株の選び方

園芸店やホームセンターで選ぶときは、以下のポイントをチェックしてください。

葉の色と艶。健康な株は、葉が濃い緑色でツヤがあります。黄色くなっている葉が多かったり、茶色いシミがあったりする株は避けた方が無難です。

害虫の有無。葉の裏側や茎の付け根をよく見て、小さな虫や白い粉のようなものがついていないか確認しましょう。

株のぐらつき。鉢を持って軽く揺らしてみて、株がぐらぐらしないかチェック。しっかり根付いている株は安定しています。

新芽の有無。新しい葉が出てきている、または芽が出そうになっている株は、状態が良い証拠です。

通販で購入する場合

最近は通販で観葉植物を購入する方も増えていますよね。私も何度か通販で買ったことがあります。

通販のメリットは、品揃えの豊富さと、重い鉢を運ばなくて済むこと。特に大きな株を購入する場合は助かります。

信頼できる通販サイトを選ぶことが大切です。AND PLANTSやHitoHanaといった観葉植物専門の通販サイトは品質管理がしっかりしていて、配送時の梱包も丁寧なことが多いですね。写真と実物のイメージが違いすぎる、ということも少ない印象です。

購入前にレビューを確認したり、配送中のダメージに対する保証があるかどうかをチェックしたりすることをおすすめします。

店頭で実物を見て選ぶ安心感もありますが、通販ならではの選択肢の広さも魅力。自分に合った方法で、お気に入りの一株を見つけてくださいね。

モンステラを長く楽しむためのまとめ

ここまで、モンステラの育て方について詳しく解説してきました。最後に、大切なポイントをまとめておきますね。

モンステラを元気に育てるために押さえておきたいポイントを、一覧にまとめました。

項目 ポイント 注意点
置き場所 明るい日陰がベスト 直射日光は葉焼けの原因に。冬は10度以下にならない場所へ
水やり 土が乾いてからたっぷりと あげすぎは根腐れのもと。土の状態を確認する習慣を
肥料 成長期(4〜10月)に与える 冬は休眠期なので控えめに。あげすぎも禁物
植え替え 1〜2年に1回が目安 根詰まりのサインが出たら、一回り大きな鉢へ
日々の観察 毎日ちょっと気にかける トラブルの早期発見につながる。葉の色や張りをチェック

この5つを意識するだけで、モンステラの調子がグッと安定しますよ。

モンステラは、基本的には丈夫で育てやすい植物です。私も最初は失敗ばかりでしたが、今では3株を元気に育てられるようになりました。あなたもきっと大丈夫。

 

あの独特な葉っぱが部屋にあると、なんだか心が落ち着くんですよね。ぜひモンステラのある暮らしを楽しんでください。

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