
「オフィスに観葉植物を置きたいけど、どの植物を選べばいいのかわからない」「せっかく導入しても枯らしてしまいそうで不安」と感じていませんか。
この記事では、オフィス向けの観葉植物の選び方から、設置場所ごとのおすすめ品種、法人向けの購入・レンタルサービスの比較、管理体制のつくり方まで、職場にグリーンを取り入れるために必要な情報をひと通りまとめています。実際にオフィスへ観葉植物を導入した事例や、管理がうまくいくための仕組みづくりについても触れていますので、はじめての導入でも失敗しにくいはずです。記事を読み終えるころには「うちの職場ならこの植物が合いそうだな」というイメージができているはずなので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
オフィスに観葉植物を置く5つのメリット
オフィスに観葉植物を導入する企業は年々ふえています。見た目の印象がよくなるだけでなく、働く人にとっての実用的な効果が研究で裏付けられていることが、導入が広がっている理由のひとつです。ここでは代表的な5つのメリットを整理します。
集中力と生産性の向上
オフィスに植物があると、従業員の生産性が上がるという調査結果は複数報告されています。英国エクセター大学の研究では、植物のあるオフィスでは生産性が約15%向上したというデータもあります。これは、緑が視覚的なストレスをやわらげ、長時間のデスクワークによる疲労感を軽くしてくれるためと考えられています。
実際に、フロアに観葉植物を数鉢置いただけで「午後の眠気が減った」「集中が途切れにくくなった」という声が出ることは珍しくありません。とくにパソコン作業が中心の職場では、ふと視線をずらしたときに緑が目に入るだけで、目と気持ちの切り替えになります。
空気環境の改善
観葉植物には室内の空気をきれいにするはたらきがあります。NASAのクリーンエア研究では、ポトスやサンスベリアなどの観葉植物がホルムアルデヒドやベンゼンといった有害物質を吸収・分解する能力を持つことが確認されました。
オフィスはコピー機やプリンター、新しい家具からの揮発性有機化合物(VOC)が発生しやすい環境です。観葉植物の空気清浄効果を活用することで、換気だけでは取りきれない室内の空気質を補えます。また、植物が放出する水蒸気によって適度な湿度が保たれ、冬場の乾燥対策にもなります。
ストレス軽減とメンタルヘルスへの効果
デスクの近くに植物があると、心理的なストレスが軽減されることもわかっています。千葉大学の研究グループが行った実験では、室内に植物がある環境で作業した場合、唾液中のコルチゾール(ストレスホルモン)の値が有意に低下したという結果が出ています。
メンタルヘルスの面からオフィス環境を整えようという動きは広がっていますが、観葉植物の設置は取り組みやすい施策のひとつです。大がかりなリフォームは不要で、鉢をいくつか置くだけで始められます。
企業イメージとブランディングの向上
エントランスや受付に大きなグリーンが飾られている会社は、来訪者に「きちんとした会社だな」という印象を与えやすくなります。とくに採用活動においては、オフィス環境の写真がSNSや求人サイトに掲載されることもあり、緑のある空間は「働きやすそう」という好印象につながります。
BtoBの商談でも同じです。手入れの行き届いた植物が置かれている会議室は、相手に「細部まで気を配れる会社」という安心感を与えます。
コミュニケーションの活性化
意外に見落とされがちですが、観葉植物は社内のちょっとした会話のきっかけになります。「この植物、花が咲いたんですよ」「新芽が出てきましたね」といったやりとりは、ふだん業務上の接点が少ない部署同士の交流にもつながります。
水やり当番を交代制にしている企業では、「植物の世話」という共通の話題ができることで、チーム内のコミュニケーションが自然と活発になったという話も聞きます。リモートワーク環境と観葉植物の記事でも触れていますが、出社日に「植物の様子を見に行く」という小さな目的ができるのは、ハイブリッドワークの時代には地味にありがたい効果です。
オフィス向け観葉植物の選び方|失敗しない3つのポイント
オフィスに置く観葉植物は、自宅用の植物選びとは少し視点が変わります。「毎日誰かが世話をできるとは限らない」「空調が一日中きいている」「窓から離れた場所に置くことが多い」といった、オフィスならではの条件を前提に選ぶ必要があります。
耐陰性があるかどうか
オフィスの多くは蛍光灯やLED照明の明るさだけで過ごす場所です。窓際に置ける場合はいいのですが、執務スペースの中央部やエレベーターホールなどは、自然光がほとんど届きません。そのため、耐陰性の高い品種を選ぶことが最優先になります。
日当たりが悪い部屋でも育つ観葉植物12選の記事でも紹介していますが、ポトスやアグラオネマ、ザミオクルカスなどは蛍光灯の光だけでも生育できる品種の代表格です。逆に、ガジュマルやパキラは明るい場所を好むため、窓際以外に置くと徐々に元気がなくなることがあります。
乾燥に強いかどうか
オフィスの空調は夏も冬も室内を乾燥させがちです。とくに冬場は湿度が30%を切ることも珍しくなく、多湿を好む植物にはかなり過酷な環境になります。
観葉植物と湿度管理で詳しく解説していますが、サンスベリアやユッカ、ドラセナのように乾燥に強い品種を選べば、週末を挟んで2〜3日水やりができなくても問題ありません。「金曜の夕方に水をやって、月曜に様子を見る」というサイクルで管理できる植物を選ぶのが現実的です。
サイズと樹形の安定性
オフィスでは、通路に枝がはみ出したり、成長しすぎて天井に届いてしまったりすると困ります。ゴムの木やウンベラータのように成長が早い品種は、定期的な剪定が必要です。管理の手間を減らしたいなら、成長がゆっくりで樹形が崩れにくい品種を選びましょう。
エントランスには高さ150cm以上のシンボルツリーを1本、デスク周りには卓上サイズの小鉢を、というように場所に合わせてサイズを使い分けるのがポイントです。
設置場所別のおすすめ観葉植物
「オフィスに観葉植物を置こう」と決めたら、次は「どこに何を置くか」を考えることになります。場所によって光の量や求められる見た目の印象がちがうので、それぞれに合った品種を選びましょう。
エントランス・受付
会社の顔となるエントランスには、存在感のある大型の観葉植物がよく合います。来客の第一印象を決める場所なので、見栄えの良さを優先しつつ、管理もしやすい品種を選びたいところです。
おすすめはオーガスタ(Strelitzia nicolai)です。バナナの葉に似た大きな葉が南国風の雰囲気を演出してくれます。耐陰性もそこそこあり、乾燥にも比較的強いので、エントランスに置きっぱなしでも管理しやすい品種です。
もうひとつの定番はドラセナ・マッサンゲアナ(Dracaena fragrans 'Massangeana')で、「幸福の木」の名前で親しまれています。法人ギフトとしても人気が高く、移転祝いや開業祝いでもらうケースも多い品種です。
会議室・応接室
会議室は窓がない、もしくは窓があってもブラインドを閉めていることが多い場所です。そのため、耐陰性の高さが必須条件になります。また、テーブルの上に置く場合はコンパクトなサイズがいいでしょう。
ケンチャヤシ(Howea forsteriana)は耐陰性が非常に高く、空調の効いた室内でも葉が傷みにくい品種です。やわらかく広がる葉が会議室の硬い雰囲気をやわらげてくれます。
テーブル上に置くなら、アグラオネマ(Aglaonema)がおすすめです。葉に模様が入る品種は見た目の変化があって、殺風景になりがちな会議室のアクセントになります。
執務スペース・デスク周り
個人のデスク周りに置く植物は、邪魔にならないサイズであることが第一条件です。高さ20〜30cmの小鉢がちょうどいいサイズ感になります。
ポトス(Epipremnum aureum)は「オフィスの定番」と言ってもいい品種です。明るい場所でも暗い場所でも育ち、水やりを多少忘れても枯れにくい丈夫さがあります。つる性なので、棚の上から垂らすように飾るとおしゃれです。
サンスベリア(Dracaena trifasciata)もデスク周りに向いています。縦に伸びる葉が場所を取らず、乾燥にも非常に強いので、水やりの頻度が少なくて済みます。サンスベリアの育て方については別記事で詳しく解説していますので、導入を検討する際はあわせて確認してみてください。
休憩スペース・カフェコーナー
リフレッシュのための空間には、少し遊び心のある品種を選ぶのもいいでしょう。執務スペースとは雰囲気を変えることで、気分の切り替え効果が高まります。
モンステラ(Monstera deliciosa)は、切れ込みの入った独特の葉が人気の品種です。カフェやおしゃれなショップでもよく見かけるので、休憩スペースの雰囲気づくりにぴったりです。モンステラの育て方はこちらの記事を参考にしてください。
フィカス・ウンベラータ(Ficus umbellata)はハート型の大きな葉が特徴で、カフェコーナーのシンボルツリーとして人気があります。ただし明るい場所を好むので、窓の近くに置くのが理想です。
オフィス向けおすすめ品種10選|管理のしやすさで厳選
ここまで設置場所別のおすすめを紹介してきましたが、あらためて「オフィスで育てやすいかどうか」という基準で品種を整理します。耐陰性、乾燥耐性、管理の手軽さの3点を重視して選んだ10品種です。
| 品種名 | 耐陰性 | 乾燥耐性 | おすすめの設置場所 | サイズ感 |
|---|---|---|---|---|
| サンスベリア | 高い | 非常に強い | デスク周り・窓際 | 小〜中型 |
| ポトス | 高い | 強い | デスク・棚の上 | 小型 |
| ドラセナ・マッサンゲアナ | 中程度 | 強い | エントランス・受付 | 大型 |
| ケンチャヤシ | 非常に高い | 中程度 | 会議室・応接室 | 中〜大型 |
| オーガスタ | 中程度 | やや強い | エントランス | 大型 |
| アグラオネマ | 非常に高い | 中程度 | 会議室・執務スペース | 小〜中型 |
| モンステラ | 中程度 | 中程度 | 休憩スペース | 中〜大型 |
| ザミオクルカス | 非常に高い | 非常に強い | どこでも可 | 中型 |
| フィカス・ウンベラータ | やや低い | 中程度 | 窓際・カフェコーナー | 大型 |
| パキラ | 中程度 | 強い | 受付・窓際 | 中〜大型 |
この中でとくに「管理の手間をかけたくない」という場合は、ザミオクルカス(Zamioculcas zamiifolia)が最適です。耐陰性・乾燥耐性ともにトップクラスで、月に2〜3回の水やりでも元気に育ちます。見た目にも光沢のある肉厚な葉が美しく、インテリア性も高い品種です。
品種選びに迷ったら、HitoHana
のサイトでは用途や設置場所ごとに植物を絞り込めるので、法人向けの大型観葉植物を探すときに便利です。写真で実際のサイズ感やイメージも確認できます。
法人向け観葉植物の導入方法|購入とレンタルの比較
オフィスに観葉植物を導入する方法は、大きく分けて「購入」と「レンタル(リース)」の2つがあります。どちらが合うかは、予算やオフィスの規模、管理体制によって変わります。
購入のメリットとデメリット
購入の最大のメリットは、長期的に見るとコストを抑えられる点です。一度買ってしまえば月々の費用はかからず、植物が元気に育てば何年も使えます。小型の鉢であれば1つ3,000〜5,000円程度、大型でも1〜3万円程度で購入できるものが多いです。
一方で、購入した植物が枯れた場合は自分たちで対処する必要があります。水やり・剪定・植え替えといった管理も社内でまかなうことになるため、「誰が面倒を見るのか」を事前に決めておかないと、だんだん手入れが行き届かなくなるケースがあります。
通販で購入する場合は、AND PLANTSのようなパーソナル診断つきのサービスを使うと、オフィスの環境に合った品種を提案してもらえます。「届いたら思っていたサイズと違った」という失敗も防ぎやすいです。おすすめ通販サイト7選の記事も参考にしてみてください。
レンタル(リース)のメリットとデメリット
レンタルは月額制で観葉植物を借りるサービスで、管理・メンテナンスまで業者が対応してくれるのが最大の特徴です。水やり、病害虫のチェック、枯れた場合の交換など、植物にまつわる手間をすべてプロに任せられます。
月額の目安は、小型の鉢で1,000〜3,000円/月、大型で5,000〜10,000円/月程度です。管理費込みの価格なので、「購入のほうが安い」と単純には比較できません。社内に植物の管理ができる人がいない場合や、エントランスに常にきれいな状態のグリーンを置いておきたい場合は、レンタルのほうが合理的です。
デメリットは、長期間続けるとコストがかさむ点です。3年以上使うなら購入のほうが割安になるケースが多いので、まずはレンタルで試して、管理に慣れたら購入に切り替えるという段階的な方法もあります。
購入とレンタルの比較表
| 項目 | 購入 | レンタル(リース) |
|---|---|---|
| 初期費用 | 植物代 + 鉢代 | なし〜数千円 |
| 月額費用 | なし | 1,000〜10,000円/鉢 |
| 管理・メンテナンス | 自社で対応 | 業者が対応 |
| 枯れた場合 | 自費で買い替え | 無料で交換 |
| 品種の変更 | 新たに購入が必要 | 契約内で交換可能 |
| 向いているケース | 管理できる人がいる / 長期利用 | 管理を任せたい / まずは試したい |
オフィスの観葉植物を枯らさない管理のコツ
オフィスの観葉植物が枯れてしまう原因の大半は、「水やりの仕組みができていない」ことにあります。個人の善意だけに頼ると、忙しい時期に水やりが忘れられたり、逆に複数人が水をあげすぎたりして根腐れを起こすこともあります。仕組みで解決する方法を紹介します。
水やり当番制のつくり方
もっともシンプルな方法は、曜日ごとに水やり担当を決めてしまうことです。共有カレンダーやチャットツールのリマインダー機能を使えば、担当者に自動で通知が届くようにできます。
水やりの基本は「土の表面が乾いたらたっぷりあげる」ですが、品種によって頻度がちがいます。観葉植物の水やり頻度と方法で品種ごとの目安を確認しておくと安心です。
水やりチェックシートを鉢のそばに貼っておき、あげた日に日付を書き込む方式も効果的です。「いつ最後に水をあげたか」がひと目でわかるので、あげすぎ・あげなさすぎを防げます。
空調対策と置き場所の工夫
オフィスで植物が弱る原因として見落とされがちなのが、エアコンの風です。冷房でも暖房でも、直風が当たり続けると葉が乾燥して傷みます。エアコンの吹き出し口の真下は避けて、風が直接当たらない場所を選びましょう。
観葉植物の適切な置き場所の記事でも解説していますが、窓際に置く場合も西日が強く当たる場所は避けたほうが無難です。夏場の直射日光は葉焼けの原因になります。
冬場は窓際の温度が急激に下がるため、寒さに弱い品種は夜間だけ窓から離す、もしくは最初から窓際を避けるといった配慮が必要です。観葉植物の冬越し完全ガイドも参考にしてください。
メンテナンス業者に委託する選択肢
「社内で管理する余裕がない」という場合は、グリーンメンテナンス専門の業者に委託する方法もあります。月に1〜2回の訪問で、水やり・葉の清掃・害虫チェック・弱った植物の交換までまとめて対応してくれます。
費用の目安は、鉢の数や訪問頻度にもよりますが、10鉢程度で月額1〜3万円程度が相場です。社員の業務時間を植物の管理に割かなくてよいことを考えると、一定規模以上のオフィスでは十分に検討の価値があります。
開店祝い・移転祝いに贈る観葉植物の選び方
オフィスの観葉植物は、自社で導入するだけでなく、取引先への贈り物として選ばれることも多いです。開店祝い、移転祝い、開業祝いなど、ビジネスシーンでのギフトとして観葉植物は定番のひとつになっています。
法人ギフトに人気の品種
贈り物として観葉植物を選ぶ場合は、「縁起のよさ」と「管理のしやすさ」の両方を考慮するのがマナーです。
パキラ(Pachira aquatica)は「発財樹」とも呼ばれ、金運や仕事運を呼ぶ縁起物として法人ギフトの定番です。編み込まれた幹が特徴的で、見た目の華やかさもあります。
ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)も、名前のとおり「幸福を呼ぶ」という花言葉から、開業祝いや移転祝いに選ばれることの多い品種です。
フィカス・ベンガレンシス(Ficus benghalensis)は「長寿」の意味を持つとされ、末永い繁栄を願う贈り物として人気があります。明るい色味の葉が空間をパッと明るくしてくれるので、新しいオフィスへの贈り物にぴったりです。
贈る際の予算とマナー
法人向けの贈答用観葉植物の予算は、一般的に1〜3万円程度が相場です。大型のシンボルツリーを贈る場合は5万円前後になることもあります。立て札(木札)をつけるのが法人ギフトの基本マナーで、贈り主の社名と「祝 御移転」「祝 御開業」などの文言を入れます。
法人向けの観葉植物ギフトを探す場合は、立て札やラッピング、配送日指定に対応した専門の通販サービスを利用すると手配がスムーズです。HitoHana
では法人向けの大型観葉植物が豊富にそろっており、立て札やメッセージカードも無料で対応しています。請求書払いにも対応しているため、法人の経理処理もしやすいです。
贈るタイミングと配送の注意点
開店祝いや移転祝いの場合、当日ではなく前日に届くように手配するのが一般的です。当日はバタバタしていることが多く、受け取りに対応できない可能性があるためです。
配送は生きた植物を扱うため、天候や時期によっては到着が遅れることもあります。夏場や冬場は植物が輸送中に傷むリスクがあるので、配送中の温度管理に対応しているサービスを選ぶのが安心です。余裕をもって1週間前には注文しておきましょう。
オフィス緑化を成功させるための導入ステップ
ここまでの内容をふまえ、実際にオフィスへ観葉植物を導入する際の流れを整理します。思いつきで鉢を買ってくるよりも、最初にちょっとした計画を立てておくと、導入後に「やっぱりやめよう」とならずに済みます。
ステップ1|設置場所の環境を確認する
まずは植物を置きたい場所の環境をチェックします。確認すべきポイントは3つです。
1つ目は光の量です。窓からの自然光が届くか、蛍光灯の明るさだけか。2つ目はエアコンの風が当たるかどうか。3つ目は通路の導線上にないか、人がぶつかる心配はないかです。
この3点を確認するだけで、適した品種と鉢のサイズがかなり絞り込めます。
ステップ2|予算と導入方法を決める
購入するのかレンタルにするのか、予算はいくらまでかを決めます。「まずは小さく始めたい」なら、デスク周り用の小鉢を数個購入するところからスタートするのが無難です。費用は1万円以内に収まります。
エントランスや応接室に本格的にグリーンを導入するなら、レンタルで始めてみるのも手です。初期費用を抑えつつ、管理の手間もかからないので、社内の反応を見ながら段階的に拡大できます。
ステップ3|管理体制を整えて運用する
導入したらそれで終わりではなく、管理の仕組みをつくることが一番大事です。水やり当番、チェックシート、困ったときの相談先(購入元の通販サイトやレンタル業者)を決めておきましょう。
3か月ほど運用してみて、植物の状態がよく保てているようなら、鉢の数をふやしたり、大型の品種に挑戦したりしてみてください。
まとめ|オフィスの観葉植物で働く環境を変えよう
オフィスへの観葉植物の導入は、生産性の向上や空気環境の改善、企業イメージのアップなど、想像以上に多くのメリットをもたらしてくれます。この記事の内容を整理すると、次のポイントが大切です。
- 品種選びは「耐陰性」と「乾燥耐性」を最優先に考える
- 設置場所ごとに適した品種とサイズを使い分ける
- 管理体制(水やり当番・チェックシート)を先につくっておく
- まずは小鉢を数個から試して、徐々に拡大するのが失敗しにくい
- 管理に不安があればレンタルサービスの活用も検討する
品種選びで迷ったときは、おすすめの通販サイト7選で法人対応のショップをチェックしてみてください。立て札や配送日指定に対応したサービスなら、法人ギフトの手配もスムーズに進みます。
オフィスの観葉植物に関するよくある質問
オフィスへの観葉植物導入にあたって、よく寄せられる疑問とその答えをまとめました。
Q. オフィスに観葉植物を置くのに許可は必要ですか?
自社ビルなら社内の総務部門に確認すれば問題ないケースがほとんどです。賃貸オフィスの場合は、ビルの管理規約で大型の植物や土の持ち込みが制限されていることがあるため、管理会社に事前確認することをおすすめします。共用部に置く場合はビルオーナーの許可が必要です。
Q. 虫が発生しないか心配です
室内で管理する観葉植物に大量の虫がわくことは少ないですが、土にコバエが発生することはあります。対策としては、有機質の少ない用土(赤玉土やハイドロカルチャー)を使う、受け皿に水をためない、という2点を徹底すれば大幅にリスクを減らせます。気になる場合は土を使わないハイドロカルチャーで育てるのもひとつの方法です。
Q. 経費で落とせますか?
観葉植物の購入費用は、一般的に「消耗品費」または「福利厚生費」として経費計上できます。1点あたり10万円未満であれば、購入した年度の経費として一括処理が可能です。10万円以上の場合は減価償却資産として扱うことになります。具体的な処理方法は、顧問税理士や経理担当者に確認してください。
Q. 週末や連休中の水やりはどうすればいいですか?
サンスベリアやザミオクルカスのように乾燥に強い品種であれば、2〜3日の週末は問題ありません。ゴールデンウィークや年末年始などの長期連休が心配なら、自動給水器を使う方法があります。ペットボトルに装着するタイプなら数百円で手に入ります。もしくは、連休前にしっかり水をあげてから少し日陰に移動させておくと、蒸発が抑えられて乗り切りやすくなります。

