フィロデンドロンの育て方|品種で変わる置き方と葉が黄色くなる原因

フィロデンドロンは「丈夫で日陰にも強い、育てやすいアロイド」と紹介されがちです。けれど実際に育ててみると、葉が黄色くなってぽろぽろ落ちる、葉が一方向ばかりを向いて姿が乱れる、暗い場所で間延びしてだらしなくなる、と悩む声も多い植物です。

私自身、最初に迎えたのはヒメカズラ(オキシカルジウム)でした。つるが伸びるのが楽しくて放っておいたら、葉が小さくなって間延びし、鉢の片側にばかり葉が向いて不格好になってしまったんです。当時は「フィロデンドロンってこんなものか」と思っていましたが、原因は光の当て方と誘引にありました。仕立て直してからは、見違えるほど葉が大きく揃ってきています。

この記事では、品種で変わる置き方と誘引、枯らさない5つの基本ルール、葉が黄色い・垂れる・間延びする原因と症状別の対処、つる性タイプのモスポール誘引、植え替えと増やし方、品種別の風水や花言葉まで、私が室内で育てて見つけたコツをまとめました。

読み終わるころには、自分のフィロデンドロンの品種に合わせて、姿よく長く楽しめるようになっているはずです。

この記事で分かること

  • セローム・クッカバラ・バーキン・ヒメカズラなど品種ごとの育て方の違い
  • フィロデンドロンを枯らさない置き場所・水やり・冬越しの基本
  • 葉が黄色い・垂れる・間延びする原因と、今日からできる対処
  • 葉が一方向ばかり向くときの直し方
  • つる性タイプをモスポールで上にすっきり仕立てる方法
  • 挿し木・茎伏せでかんたんに増やす手順

こんな人におすすめ

  • フィロデンドロンを買ったけれど品種名や育て方が分からない人
  • 葉が黄色くなったり間延びしたりで、姿が乱れて困っている人
  • つる性タイプをだらしなくならないよう上に伸ばしたい人
  • 耐陰性のある観葉植物を、北向きの部屋でも育てたい人

フィロデンドロンの基本|耐陰性と「品種で姿が違う」理由

フィロデンドロンはサトイモ科の観葉植物で、耐陰性が高く室内で育てやすい一方、品種によって直立性とつる性に姿が大きく分かれます。熱帯アメリカ原産で数百種があるとされ、寒さには弱い性質を持ちます。

葉の形は、ハート形のものから羽のように深く切れ込むものまでさまざま。色も濃い緑から、白や黄色の斑が入るものまで幅広く、選ぶ品種ひとつで部屋の印象がずいぶん変わります。私もヒメカズラのかわいいハート葉から始めましたが、いまは切れ込みの大きいセロームに夢中です。

同じ「フィロデンドロン」という名前で売られていても、つるが伸びるタイプと、株が直立して大きく広がるタイプでは、置き場所も仕立て方もまったく違ってきます。ここを最初に押さえておくと、後の管理がぐっと楽になります。

学名と最新の分類|セローム・クッカバラは別属に移った

少し専門的な話になりますが、知っておくと品種選びで迷いません。フィロデンドロンの学名は Philodendron(フィロデンドロン属)で、ヒメカズラやバーキンはこの属に含まれます。一方、よく一緒に語られるセロームやクッカバラ(ザナドゥ)は、近年の研究で Thaumatophyllum(タウマトフィルム属)という別の属に再分類されました。

とはいえ、園芸店では今もまとめて「フィロデンドロン」として並んでいますし、育て方の基本も共通点が多いので、本記事でも流通名にならってまとめて紹介します。学名が気になる方は、セローム系は別属に移った、と頭の隅に置いておくくらいで十分でしょう。

なぜ品種で育て方が変わるのか

つる性のヒメカズラは、支柱に絡ませて上に伸ばすか、ハンギングで下に垂らすかで見せ方が変わります。対してセロームやクッカバラは、株元から放射状に葉を広げる直立タイプなので、左右に大きく育つスペースが必要です。同じ水やりや光の管理でも、「どう置くか」「どう仕立てるか」が品種で違う。これが、フィロデンドロンを上手に育てる最初のポイントになります。

フィロデンドロンの人気品種|セローム・クッカバラ・バーキン・ヒメカズラの違い

人気品種は、大きく「直立して横に広がるタイプ(セローム・クッカバラ)」と「つるが伸びるタイプ(ヒメカズラ)」、その中間でコンパクトに楽しめるバーキンに分かれます。どれを選ぶかで、置き場所と誘引の必要性が変わります。下の表で、姿と育て方の注意点をひと目で比べてみてください。

4品種のフィロデンドロン(セローム・クッカバラ・バーキン・ヒメカズラ)の葉の形の違い

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品種 草姿 葉の特徴 育て方の注意
セローム 直立・大型 深い切れ込みがダイナミックに広がる 横に大きく育つので置き場所に余裕を。気根が伸びる
クッカバラ(ザナドゥ系) 直立・中型 セロームより切れ込みが浅く一回り小さい 1メートルほどでまとまる。気根は少なめで扱いやすい
バーキン 直立・コンパクト 濃い緑に白い縞模様の斑が入る 明るい場所ほど縞が鮮明に。暗いと斑がぼやける
ヒメカズラ(オキシカルジウム) つる性 ハート形の肉厚な葉。黄色やライム色の斑入りも 支柱で上に、またはハンギングで下に。誘引で印象が変わる

初めての一鉢なら、コンパクトでスペースを取らないバーキンか、放っておいても育つ丈夫なヒメカズラがおすすめです。存在感のある大きな株がほしいなら、セロームやクッカバラに挑戦してみるのもいいですね。同じ仲間でも、ここまで雰囲気が違うのがフィロデンドロンの面白いところです。

フィロデンドロンの育て方|枯らさない5つの基本ルール

フィロデンドロンは「明るい日陰に置く・土が乾いてから水やり・10度以上で冬を越す・適度な湿度を保つ・春から秋に肥料」の5つを押さえれば、枯らさずに育てられます。まずは全体像を表で確認してから、ひとつずつ見ていきましょう。

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原則 ポイント やりがちな失敗
レースカーテン越しの明るい日陰 暗すぎて間延び/直射で葉焼け
土の表面が乾いたらたっぷり 毎日あげて根腐れ
温度 最低5度以上、できれば10度以上をキープ 冬に窓辺で冷やして傷める
湿度 乾燥期は葉水で補う エアコンの風で葉先がカサカサ
肥料 生育期の5〜9月に薄めの液肥 冬に与えて肥料焼け

置き場所|明るい日陰がベスト。暗すぎると間延びする

フィロデンドロンは耐陰性があるので、レースカーテン越しの窓辺のような明るい日陰がいちばん向いています。北向きや西向きの部屋でも育ちますが、あまりに暗い場所に置き続けると、葉と葉の間隔が間延びして、ひょろっとだらしない姿になりがちです。とくに斑入りのバーキンは、暗いと白い縞がぼやけてしまうので、明るさを意識してあげてください。

逆に、真夏の直射日光や強い西日は葉焼けのもとになります。葉の表面が白っぽく色抜けしてきたら、日が強すぎるサインです。レースカーテンで一枚やわらげるだけで、ずいぶん変わります。もし明るい窓辺を確保しにくいなら、植物育成ライトで光を補うのも手です。

私も北向きの部屋で斑入りのバーキンを育てていたとき、冬のあいだに白い縞がぼやけて、葉と葉の間延びが気になったことがあります。E26口金の育成ライトを手持ちのスタンドに付けて毎日数時間あてるようにしたら、新しく出る葉の縞がはっきりしてきました。

― 日当たりが足りないときの補光に ―

水やり|土が乾いてからたっぷりが基本

水やりは、土の表面が乾いてから鉢底の穴から流れ出るまでたっぷり与えるのが基本です。受け皿にたまった水はそのつど捨ててください。ためたままだと根が常に湿って、根腐れにつながります。フィロデンドロンを枯らす原因でいちばん多いのが、実はこの「良かれと思っての水のやりすぎ」なんです。

季節によって乾くスピードが変わるので、頻度を固定せず「土を触って乾いていたらあげる」と覚えておくと失敗しません。冬は生育がゆるやかになるので、表土が乾いてさらに2〜3日待ってからで十分です。

温度・冬越し|5度を下回らせない

熱帯生まれのフィロデンドロンは寒さが苦手で、最低でも5度、できれば10度以上を保てると安心です。冬は窓際が思いのほか冷え込むので、夜は部屋の内側へ少し移動させると、葉が傷みにくくなります。寒さに当たると葉が黒っぽく変色したり、株全体が元気をなくしたりするので注意してください。

湿度|乾燥する季節は葉水でフォロー

もともと湿度の高い環境で育つ植物なので、空気が乾く冬やエアコンの効いた部屋では、葉先がカサカサになりやすくなります。霧吹きで葉の表と裏に葉水をしてあげると、見た目のツヤも保てて、ハダニなどの害虫予防にもなります。私は朝の支度のついでに、さっと一吹きするのが習慣です。

肥料|与えるのは生育期だけ

肥料は、ぐんぐん育つ5〜9月の生育期に、薄めた液体肥料を2週間に1回ほど与えると葉づきがよくなります。注意したいのは冬で、生育が止まっている時期に肥料を与えると、根が吸収しきれず肥料焼けの原因になります。寒い時期はお休み、と覚えておきましょう。

フィロデンドロンの葉が黄色い・垂れる・間延びする原因と対処

葉が黄色くなるのは水のやりすぎや寒さ・根詰まり、垂れるのは水切れや乾燥、間延びは光不足が主な原因です。フィロデンドロンの不調は複数の要因が重なって起きることが多いので、まずは下の早見表で思い当たるものを探してみてください。

黄色く変色したフィロデンドロンの葉と健康な濃い緑の葉の対比

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症状 疑われる原因 最初にやること
下葉から黄色くなる 水のやりすぎ・根腐れ 水やりを控え、土が乾くのを待つ
全体に元気がなく黄ばむ 根詰まり 鉢底の根を確認し、生育期に植え替え
葉がだらんと垂れる 水切れ・空気の乾燥 たっぷり水やりし、葉水で湿度を補う
茎が間延びして葉が小さい 光不足(徒長) 明るい場所へ移し、伸びすぎた茎は剪定
葉の表面が白く色抜け 直射日光の葉焼け レースカーテン越しの場所へ移動

葉が一方向ばかりを向く|週に1回、鉢を回す

フィロデンドロンは光の方向に葉を向ける性質が強く、同じ向きで置きっぱなしにすると、葉が窓側にばかり傾いて姿が片寄ってしまいます。私が最初のヒメカズラを不格好にしてしまったのも、まさにこれが原因でした。

直し方はかんたんで、週に1回、鉢を90度ずつ回してあげるだけ。こうすると全方向にまんべんなく光が当たり、葉がバランスよく広がります。たったこれだけのことなんですが、続けると株の見栄えが本当に変わってきます。観葉植物が片寄って育つ悩みは品種を問わず共通なので、置き場所の見直しもあわせてどうぞ。

\ 日陰でも育つ観葉植物の選び方 /

黄色くなった葉は切ってよい

一度黄色くなった葉は、元の緑には戻りません。見た目が気になるなら、清潔なはさみで葉の付け根から切り取って大丈夫です。原因を取り除いてあげれば、新しく出てくる葉はきれいな状態を保てます。葉の変色全般の見分け方は、こちらの記事もあわせて役立ちます。

― 観葉植物の葉が変色する原因と対処 ―

つる性フィロデンドロンの誘引|モスポールで上にすっきり仕立てる

ヒメカズラのようなつる性のフィロデンドロンは、モスポール(水苔を巻いた支柱)に気根を絡ませて誘引すると、葉が大きく育ち、姿もすっきりまとまります。本来は樹木をよじ登って育つ植物なので、登る支えを用意してあげると本領を発揮します。

モスポールに誘引されて上に伸びるつる性フィロデンドロン

モスポール誘引の手順

やり方はシンプルです。鉢の中心にモスポールを立て、伸びたつるをポールに沿わせて、麻ひもやワイヤーでゆるく留めていきます。茎から出る気根がポールの水苔に張りつくと、植物が自分の力で立ち上がっていくんです。ポールが乾いていると気根がつきにくいので、ときどき霧吹きで湿らせてあげると活着が早まります。

上に伸ばすと、つるが下垂していたときより葉が一回り大きく育つことが多いです。逆に、垂れる姿を楽しみたいならハンギングにする選択肢もあります。どちらが正解ということはないので、置きたい場所に合わせて選んでください。垂らして飾るアイデアは、こちらでもくわしく紹介しています。

曲げて好きな形に仕立てられるタイプのモスポールなら、限られたスペースでも上へ誘導しやすく、背が高くなった株も倒れにくくなります。これから誘引を始めるなら、気根がしっかり絡む天然ココナッツのモスポールを一本用意しておくと、麻ひもで留める作業もはかどります。

\ 垂れる植物のハンギング術 /

フィロデンドロンの植え替え|根詰まりのサインと手順

フィロデンドロンは生育が旺盛なので、1〜2年に1回の植え替えが目安です。鉢底の穴から根が出ている、水がしみ込みにくい、葉が全体に黄ばんできた、というサインが出たら根詰まりを疑ってください。適期は生育期の5〜9月になります。

フィロデンドロンを一回り大きい鉢に新しい土で植え替える様子

植え替えの手順

株を鉢から抜いて、古い土を3分の1ほど落とし、黒く傷んだ根があれば取り除きます。そのあと一回り大きい鉢に、新しい観葉植物用の土で植え直しましょう。植え替え後は明るい日陰で1週間ほど養生(ようじょう)させ、根が落ち着いてから元の場所へ戻してください。

用意するのは、一回り大きい鉢、観葉植物用の培養土、鉢底ネットと鉢底石、清潔なはさみくらい。土は水はけのよい市販の「観葉植物の土」で十分です。セロームのように大きく育つタイプは根もしっかり張るので、安定感のある重めの鉢を選ぶと倒れにくくなります。鉢のサイズや素材の選び方は、こちらでくわしく比べています。

土は市販の観葉植物用でじゅうぶんですが、水はけと保水のバランスがとれたものを選ぶと、植え替えたあとの根の張りが安定します。私はプロトリーフの室内向けの土を使っていて、室内でも嫌なにおいが立ちにくいところが気に入っています。

― 植え替えに使う観葉植物用の培養土 ―

\ 観葉植物の鉢の選び方(素材別) /

フィロデンドロンの増やし方|挿し木・茎伏せ

フィロデンドロンは、茎を切って土や水に挿すだけでかんたんに増やせます。適期は生育が活発な5〜6月。剪定で出た茎をそのまま使えるので、伸びすぎたつるの整理を兼ねて挑戦すると一石二鳥です。

挿し木と水挿しの手順

つる性のヒメカズラなら、節(葉が出る付け根)を2〜3個含むように茎を切り、下のほうの葉を落として土に挿すか、コップの水に挿します。節から根と新芽が出てくるので、水挿しなら発根の様子が目で見えて安心です。根が3〜4センチに伸びたら土に植え替えましょう。

茎伏せという方法も

セロームやクッカバラのように茎が太く立ち上がるタイプは、茎を寝かせて土に半分埋める「茎伏せ」でも増やせます。少し時間はかかりますが、節から新芽が顔を出すのを待つのは、なかなか楽しいものです。増やし方の基本テクニックは、こちらにもまとめています。

― 観葉植物の増やし方(挿し木・株分け) ―

フィロデンドロンの飾り方・風水・花言葉

フィロデンドロンは品種ごとに姿が違うので、飾り方の幅が広いのも魅力です。直立するセロームは床置きで存在感を出し、つる性のヒメカズラは棚の上から垂らしたり、モスポールで上に仕立てたりと、空間に合わせて表情を変えられます。

品種別の風水と花言葉

風水では、下や横に向かって優しく葉を広げるタイプは気持ちを落ち着かせる「陰の気」、上へ伸びるタイプは活気を呼ぶ「陽の気」を持つとされ、置き場所の相性が少し変わるといわれます。リラックスしたい寝室には葉が垂れるヒメカズラ、活気がほしいリビングには大きく広がるセローム、といった選び方も楽しいですね。

花言葉は品種で異なり、クッカバラは「壮大な美」、ヒメカズラは「華やかな明るさ」とされています。どちらも葉姿をそのまま言い表したような言葉で、贈り物にも向いていますね。科学的な裏づけがあるわけではありませんが、好きな葉を眺めて気分がほぐれるのは、私も日々感じるところです。観葉植物と風水の関係は、こちらでくわしくまとめています。

― 観葉植物で風水を取り入れる ―

フィロデンドロンのよくある質問

フィロデンドロンとモンステラ、ポトスは何が違うの?

どれも同じサトイモ科の仲間で、育て方もよく似ています。大きな違いは葉と姿で、モンステラは葉に穴があき、ポトスはつるを垂らして増えるのが特徴です。フィロデンドロンは品種の幅がとても広く、直立する大型からつる性まであるのが個性といえます。

フィロデンドロンはペットがいても大丈夫ですか?

フィロデンドロンはサトイモ科特有の成分を含み、犬や猫がかじると口の中の刺激や不調につながることがあります。ペットや小さな子どもがいる家庭では、届かない高い場所に置くか、ハンギングにするのが安心です。安全な品種の選び方は、ペット向けの記事もあわせてご覧ください。

葉が小さくひょろひょろ伸びてしまいます。なぜ?

光不足による徒長(とちょう)が考えられます。暗い場所では、植物が光を求めて茎ばかり伸ばし、葉が小さく間延びしがちです。レースカーテン越しの明るい場所へ移し、間延びした部分は剪定すると、引き締まった葉が出てきます。

気根(茎から出る根)は切ってもいいですか?

気根は植物が体を支えたり水分を取り込んだりする大切な部分なので、基本は残します。見た目が気になる場合は数本切っても株に大きな影響はありませんが、モスポールに誘引するなら、気根をポールに沿わせると安定して育ちます。

冬に元気がなくなりました。枯れてしまったのでしょうか?

寒さで一時的に葉が傷んでも、株元や根が生きていれば、春の生育期に新芽を出して持ち直すことがよくあります。水を控えめにし、5度を下回らない暖かい場所で様子を見てください。慌てて処分しないのがコツです。

セロームとクッカバラ、初心者はどちらがおすすめ?

置き場所がコンパクトでよいなら、1メートルほどでまとまるクッカバラが扱いやすいです。広いスペースで存在感のある株を育てたいならセローム、という選び方になります。育て方の基本は共通なので、置きたい場所の広さで選んで問題ありません。

まとめ|品種に合わせて育てれば長く楽しめる

フィロデンドロンは、品種の幅が広く、自分の部屋に合った一鉢を見つけやすい植物です。葉の黄変や間延びといったつまずきも、原因さえ分かれば対処はむずかしくありません。最後に、枯らさず姿よく育てるための要点を5つにまとめておきます。

フィロデンドロンを育てる5つのポイント
  • 品種を見極める。直立大型(セローム・クッカバラ)かつる性(ヒメカズラ)かで置き方が変わる
  • 光は明るい日陰。暗すぎると間延び、直射は葉焼けの原因
  • 水やりは土が乾いてからたっぷり。受け皿の水はためない
  • 葉が片寄って向くときは、週に1回90度ずつ鉢を回す
  • つる性はモスポールで上に、または垂らして。気根を活かして誘引する

私自身、最初のヒメカズラを間延びさせて不格好にしてしまいましたが、光の当て方と誘引を見直したら、別の植物かと思うほど立派になりました。フィロデンドロンは、ちょっとした手のかけ方で見違える、育てがいのある植物だと感じています。

まずは気になった品種を一鉢、明るい窓辺に置いてみてください。葉の形や育ち方の違いを知るほど、もっと好きになっていくはずです。

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この記事を書いた人
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アワツ
都心のマンションで観葉植物を育てている管理人。最初は小さなパキラ一鉢から始め、今はモンステラ・サンスベリア・アグラオネマなどを部屋のあちこちで育てています。何度も枯らした失敗をもとに、部屋の環境に合わせた育て方を実体験ベースで発信中。専門書や公的機関の情報を裏取りし、正確さと初心者目線を大切にしています。
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