観葉植物のハンギング|賃貸でもできる吊るし方と、吊るして育てやすい品種7選

部屋に観葉植物を置きたいけれど、床や棚のスペースがない。そんな悩みを抱えていませんか。特に都市部の限られた住空間では、植物を置く場所の確保が難しいことも多いでしょう。そこでおすすめしたいのが、観葉植物を天井や壁から吊るす「ハンギング」という飾り方です。空中のデッドスペースを活用することで、床面積を使わずに緑を取り入れられるのが魅力です。垂れ下がる植物の優雅な姿は、部屋に立体感と動きをもたらし、おしゃれなカフェのような雰囲気を演出してくれます。この記事ではハンギングに適した観葉植物の選び方から、賃貸でも実践できる吊るし方・日々のお手入れ方法まで詳しく解説します。空間を上手に使って、緑あふれる心地よい部屋づくりを始めましょう。

この記事で分かること

  • ハンギングプランツの魅力とメリット
  • 吊るして育てるのに向く品種7選
  • 吊るし方とアイテムの選び方
  • ハンギングならではの水やりとお手入れ
  • おしゃれに見せる配置テクニック

こんな人におすすめ

  • 床や棚に植物を置く場所がない人
  • 空間を立体的に飾りたい人
  • 賃貸でもハンギングを楽しみたい人
  • 垂れ下がる植物に向く品種を知りたい人

← 横にスクロールできます →

品種 垂れ下がり方 日当たり 水やり 猫・犬
ポトス よく伸びる。1m以上になることも 明るい室内。半日陰でも育つ 土の表面が乾いたら 有毒(ASPCA)
アイビー よく伸びる。細いつるが長く垂れる 明るい日陰。直射日光は避ける 土の表面が乾いたら 有毒(ASPCA)
シュガーバイン ゆっくり。形を保ちやすい 明るい室内。直射日光は避ける 土の表面が乾いたら 一覧で確認できず
グリーンネックレス ゆっくり長く伸びる 明るい場所。真夏の直射日光は避ける 土が中まで乾いてから(多肉植物) 一覧で確認できず
ワイヤープランツ 早い。すぐにこんもり茂る 明るい場所。半日陰でも育つ 表面が乾き始めたら早めに(水切れに弱い) 一覧で確認できず
ディスキディア ゆっくり レースカーテン越しの光 土や水苔が乾いてから 一覧で確認できず
リプサリス ゆっくり長く。1m以上になることも 明るい日陰 土の表面が乾いたら 無毒(ASPCA)

ハンギングプランツの魅力とメリット

ハンギングプランツは、床のスペースを使わずに緑を楽しめるインテリア手法です。天井や壁から吊るすことで目線の高さに植物が配置でき、空間に立体感と奥行きが生まれます。

観葉植物を吊るして飾るハンギングスタイルには、従来の置き型とは異なる様々な魅力があります。まずはハンギングならではのメリットを理解しておきましょう。

空間を立体的に活用できる

ハンギングの最大の魅力は、床や棚を使わずに垂直方向の空間を活用できることです。天井や壁の高い位置から植物を吊るすことで、目線の高さに緑が来て部屋全体に奥行きが出ます。

特にワンルームや狭い部屋では、床面積が限られているため観葉植物を諦めがちです。でもハンギングなら、使っていなかった天井付近のスペースを有効活用できます。窓際の上部やカーテンレール付近に吊るせば、日光も確保しやすく植物の成長にも良い環境を作れるでしょう。

私も以前は8畳のワンルームに住んでいましたが、床に植物を置くスペースがほとんどありませんでした。そこで天井から3つのポトスを吊るしてみたところ、部屋の印象がガラリと変わったんです。友人が遊びに来た時も「カフェみたい」と驚いていました。

植物の健康維持に有利

吊るすことで植物の周囲に空気が循環しやすくなり、風通しが良好になります。蒸れにくくなるので、カビや根腐れの予防にもつながります。

床に置いた鉢植えは、どうしても底部分の通気性が悪くなりがちです。特に湿気の多い時期は、鉢底に水分が溜まって根腐れを起こすリスクが高まります。ハンギングなら鉢全体が空気に触れるため、土が乾きやすくなります。そのぶん水切れもしやすいので、土の乾き具合はこまめに確かめてください。

また、吊るすことで植物の状態変化にも気づきやすくなります。目線の高さにあるため、葉の色や形、成長の様子を毎日チェックできます。異変に早く気づけば、トラブルも未然に防げますよね。

インテリア性の高さ

垂れ下がる植物の優雅な姿は、それだけでアート作品のような存在感を放ちます。風に揺れる葉の動きは空間に柔らかさをもたらし、無機質になりがちな今どきのインテリアに温かみを添えてくれます。

ハンギングは高さの調整も自由です。長さの異なるハンガーを使って複数の植物を吊るせば、リズム感のある空間演出ができます。また、窓辺に吊るした植物は日差しを受けて美しい影を作り出し、時間とともに変化する光と影の表情も楽しめるでしょう。

カフェやショップでハンギングプランツが多用されるのも、この高いインテリア性が理由です。プロのような空間づくりを、自宅でも手軽にできるのが、ハンギングの魅力です。

ペットや小さな子どもの手が届きにくい

床に観葉植物を置くと、ペットが土を掘り返したり葉をかじったりする心配があります。また小さな子どもが鉢をひっくり返してしまうこともあるでしょう。ハンギングなら、そうした心配はぐっと減るはずです。

ただし、ハンギングの定番のポトスとアイビーは、ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)の有毒植物の一覧で猫と犬に有毒とされています。伸びた葉先がペットの届く高さまで垂れてくると、吊るした意味がなくなってしまいます。

ペットのいる家なら、同じ一覧で無毒とされているリプサリスやホヤを選ぶと安心です。ポトスやアイビーを吊るすなら、葉先が届かない高さを保って伸びたつるをこまめに切ってください。この記事で紹介するグリーンネックレス・シュガーバイン・ワイヤープランツ・ディスキディアは、ASPCAの一覧では確認できませんでした。吊るした鉢が落ちないよう、取り付けの強さも確かめておきましょう。

ペットと暮らす家で置ける植物は、ペットに安全な観葉植物の記事でまとめています。

\ 猫や犬がいる家で選べる観葉植物 /

\ 一人暮らしにおすすめの植物はこちら /

ハンギングに適した観葉植物7選

ハンギングに向いているのは、つる性で下垂する性質を持つ植物です。ポトス・アイビー・シュガーバイン・リプサリスなどが定番で、成長とともに垂れ下がる姿を楽しめます。葉を楽しむものが中心ですが、星形の花まで咲かせたいならホヤ(サクララン)もハンギングにぴったりです。

どんな植物でもハンギングできるわけではありません。吊るすのに適した特徴を持つ植物を選ぶことが成功の鍵です。

ポトス|初心者にも育てやすい定番

ポトスはハンギングプランツの代表格と言える観葉植物です。つる性で葉が美しく垂れ下がり、成長も早いため見応えがあります。

耐陰性(たいいんせい)があるため室内の明るい場所なら問題なく育ちます。水やりは土が乾いたらたっぷりと与えるだけで大丈夫です。初心者でも失敗しにくく、価格も手頃なのでハンギング入門にぴったりでしょう。

葉の色も、定番の緑から斑入り(ふいり)の品種まで様々です。私は最初にライムグリーンのポトスを吊るしましたが、明るい葉色が部屋を爽やかにしてくれました。成長が早いので、ときどき剪定(せんてい)しながら形を整える楽しみもあります。

アイビー|小さな葉が可憐な印象

アイビーは小さくて繊細な葉が魅力の植物です。細いつるが優雅に垂れ下がり、ナチュラルでエレガントな雰囲気を演出してくれます。

耐寒性(たいかんせい)があり丈夫なので、日本の気候にもよく適応します。明るい日陰を好むため、直射日光の当たらない窓辺が最適です。水は控えめで、土の表面が乾いてから与えるようにします。

葉の形や色のバリエーションも豊富で、星型の葉やクリーム色の斑入りなど、品種によって印象が大きく変わります。複数の品種を組み合わせてハンギングすると、より奥行きと変化のある空間に。

シュガーバイン|五つ葉が愛らしい

シュガーバインは、手のひらのような五つ葉がかわいらしい植物です。小ぶりな葉が密集して垂れ下がる姿は、繊細で上品な印象を与えます。

乾燥にはわりと強く、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。明るい室内を好みますが、直射日光は避けた方がよいでしょう。成長はゆっくりめなので、形を保ちやすいのも魅力です。

名前の通り、葉の裏に甘い樹液をつけることがあり、これがシュガーバインという名の由来になっています。ナチュラルテイストのインテリアと相性が良く、カフェ風の空間づくりにおすすめです。

グリーンネックレス|ユニークな姿が個性的

グリーンネックレスは、まるでビーズのネックレスのような丸い葉が連なる多肉植物です。その独特な姿は一度見たら忘れられない個性を放ちます。

多肉植物なので乾燥に強く、水やりは土が完全に乾いてから与えます。むしろ水のやりすぎに注意が必要です。明るい場所を好みますが、真夏の直射日光は避けましょう。

垂れ下がったグリーンネックレスは、まるでカーテンのよう。成長するにつれて長く伸び、その変化を楽しめます。モダンなインテリアやミニマリストの部屋にも似合う、スタイリッシュな選択肢です。

ワイヤープランツ|繊細な葉が軽やかな雰囲気

ワイヤープランツは、細い茎に小さな丸い葉がびっしりとつく植物です。その名の通り、茎がワイヤーのように細くしなやかで、軽やかな印象を与えます。

成長が早く、あっという間にボリュームが出ます。水切れに弱く、乾かしすぎると葉がぱらぱら落ちてしまうので、土の表面が乾き始めたら早めに水をあげるのがコツです。明るい場所を好みますが、半日陰でも育ちます。

小さな葉が密集して垂れ下がる様子は、まるで緑の滝のよう。風に揺れる姿も美しく、窓際に吊るすと外からの光を受けてキラキラと輝きます。私はキッチンの窓辺に吊るしていますが、料理中の癒しになっています。

ディスキディア|ユニークな葉形が楽しい

ディスキディアは、種類によって葉の形が大きく異なる個性的な植物です。特にハート型の葉を持つ品種や、貝殻のような葉を持つ品種が人気です。

つる性で垂れ下がりながら成長し、独特な葉の形がアクセントになります。乾燥にも強く、水やりは控えめで大丈夫です。明るい日陰を好むため、レースカーテン越しの光が最適でしょう。

まだあまり知られていない植物なので、人と違ったハンギングを楽しみたい方におすすめです。ユニークな葉の形は話題性も高く、来客時の会話のきっかけにもなります。

リプサリス|垂れ下がるサボテン

リプサリスは、一見サボテンには見えない細長い茎が目を引く植物です。トゲのない柔らかな茎が、まるで髪の毛のように垂れ下がります。

森林性のサボテンなので、砂漠のサボテンよりも水を好みます。土が乾いたら水やりをし、特に春から秋の成長期は水切れに注意しましょう。明るい日陰を好むため、直射日光は避けます。

独特な姿は和洋どちらのインテリアにも合わせやすく、アート性の高い空間演出ができます。成長すると1メートル以上にも垂れ下がり、存在感のあるインテリアグリーンになるでしょう。

― インテリアグリーンの飾り方はこちら ―

ハンギングの吊るし方とアイテム選び

ハンギングの吊るし方は、天井フック・カーテンレール・突っ張り棒・S字フック・マクラメハンガーの5パターンが基本です。賃貸は突っ張り棒やカーテンレール、持ち家は天井フックで重い鉢も支えられます。

天井フックを使った吊るし方

よく使われるのは、天井にフックを取り付けて吊るす方法です。しっかりと固定できるため安定感があり、重めの鉢でも安心して吊るせます。

フックは、天井の下地がある場所にネジで取り付けるのが基本です。下地の位置は、下地センサーを使って確認できます。フックは植物の重さに耐えられる耐荷重のものを選びましょう。耐荷重は2〜3キロ程度あれば十分です。

ただし賃貸物件では天井に穴を開けられない場合も多いです。そんな時は、次に紹介する穴を開けない方法を検討しましょう。私も最初は天井フックを使っていましたが、引っ越しの際に穴の補修が大変だった経験があります。

賃貸でも使える穴を開けない方法

賃貸でも諦める必要はありません。壁や天井に穴を開けずにハンギングできる方法がいくつかあります。

まず、ホッチキスで固定するタイプのフックがあります。これは壁にホッチキスの針を打ち込むだけで設置でき、外した後の穴も目立ちません。耐荷重は限られますが、小さめの鉢なら十分対応できます。

また、粘着テープ式のフックも便利です。3Mのコマンドフックなどは、強力に貼り付けられて剥がす時もきれいに取れます。ただし凸凹した壁紙には不向きなので、滑らかな壁面で使用しましょう。

カーテンレールを活用する方法もあります。S字フックでカーテンレールに引っかけるだけなので、穴も開かず簡単です。ただしレールの耐荷重を確認し、あまり重い鉢は避けた方が無難でしょう。

天井にダクトレール(照明用のレール)が付いているなら、レール用の吊りフックを差し込んで鉢を吊るせます。フックは好きな位置に動かせるので、照明と並べて配置を変えやすくなります。ただ、天井の照明の差し込み口(引掛シーリング)に付ける簡易型のレールは、支えられる重さの合計が小さめです。照明と鉢を足した重さが、レールとフックそれぞれの表示を超えないようにしましょう。水やりのあとは鉢が重くなる点も見込んでおいてください。

ハンギングポールやスタンドの活用

天井や壁に取り付けられない場合は、自立式のハンギングポールやスタンドを使う方法もあります。

ハンギングポールは、床から天井まで突っ張り棒のように設置するタイプです。複数の高さに植物を吊るせるため、立体的な配置が可能になります。移動も簡単なので、模様替えの際も便利です。

スタンド型は、アーチ状やT字型の自立式スタンドに植物を吊るします。窓際やソファの横など、好きな場所に置けるのがメリットです。ただし床面積は必要になるため、スペースに余裕がある場所向きです。

私は窓際にアーチ型のスタンドを置いて、そこにポトスとアイビーを吊るしています。光の当たり具合も調整しやすく、水やりの際も移動が楽なので重宝しています。

プランターとハンガーの選び方

ハンギング用のプランターは、軽くて水はけの良いものを選ぶのが基本です。素材は、プラスチック製や軽い陶器製がおすすめ。

受け皿一体型のプランターなら、水やり後の水漏れを防げて安心です。ただし受け皿に水が溜まったままだと根腐れの原因になるため、水やり後は必ず水を捨てましょう。

ハンガーは、マクラメ編みのプラントハンガーが人気です。ナチュラルな雰囲気で、どんなインテリアにも馴染みます。長さ調整ができるタイプなら、吊るす高さを自由に変えられて便利です。

麻ひもで編んだプラントハンガーなら、手持ちの鉢をそのまま入れて吊るせます。

― 手持ちの鉢を吊るせるプラントハンガー ―

金属製のチェーンハンガーはシンプルでモダンな印象です。インダストリアルな雰囲気のインテリアや、男性の部屋にも合わせやすいでしょう。長さのバリエーションも豊富なので、複数の植物を異なる高さに配置できます。

ハンギングプランツの水やりとお手入れ

ハンギング植物の水やりは床に下ろしてから行い、鉢底から流れた水が床に落ちないよう受け皿で受けて元の位置に戻すのが基本です。葉裏まで霧吹きで湿度補給し、月1で葉拭きで埃と害虫予防を兼ねられます。

水やりの基本とタイミング

ハンギングした植物は、空気に触れる面積が多いため乾燥しやすい傾向があります。水やりの目安は日数ではなく土の乾き具合なので、指で土を触って乾いているかを確かめる習慣をつけましょう。

水やりは、一度フックから外して行うのが基本です。シンクやお風呂場に持っていき、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。その後、水がしっかり切れるまで待ってから元の場所に戻してください。

受け皿付きのプランターの場合は、吊るしたまま水やりもできます。ただし受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。溜まったままだと根腐れや害虫発生の原因になります。

私は週末にまとめて水やりをしていますが、その際は必ず外して浴室で行います。水切れをしっかり確認してから戻すことで、床や家具を濡らす心配もありません。

乾燥対策と霧吹きの活用

高い位置に吊るした植物は、特に乾燥しやすくなります。エアコンの風が直接当たる場所では、さらに注意が必要です。

霧吹きを使った葉水は、乾燥対策にぴったりです。朝か夕方に葉全体に軽く霧を吹きかけることで、葉の乾燥を防ぎ艶を保てます。特にポトスやアイビーなど、湿度を好む植物には週に2〜3回の葉水がおすすめです。

葉水には、霧が細かく続けて出る霧吹きが使いやすいです。葉の裏まで一度に湿らせられます。

― 細かいミストが続けて出る霧吹き ―

乾燥がひどい冬場は、加湿器を併用するのも良い方法です。植物にとっても人間にとっても快適な湿度は50〜60%程度なので、一石二鳥です。

成長に合わせた剪定

つる性の植物は成長が早く、放っておくとどんどん伸びていきます。ときどき剪定して形を整え、バランスの良い姿を保ちましょう。

伸びすぎたつるは、好みの長さでカットします。切った部分は水挿しにすれば根が出て、新しい株として育てられます。剪定は成長期の春から夏に行うのが最適です。

古くなった葉や変色した葉も、見つけたら早めに取り除きます。風通しが良くなって、病害虫の予防にもつながるからです。私は月に一度、植物をじっくり観察しながら不要な葉を整理する時間を作っています。

植え替えのタイミングと方法

ハンギングプランツも、1〜2年に一度は植え替えが必要です。根が鉢いっぱいになったり、水の吸い込みが悪くなったりしたら植え替えのサインです。

植え替えは、一回り大きな鉢に行います。ただしあまり大きくすると重くなりすぎるため、ハンギングに適したサイズを保つよう気をつけましょう。軽量の土を使うのもポイントです。

植え替え後は、数日間は明るい日陰で養生させます。根が落ち着いてから元の場所に吊るすようにしましょう。春先の4〜5月が植え替えに最適な時期です。

観葉植物のおしゃれなハンギング配置テクニック

ハンギングのおしゃれな配置術は、複数の高さで吊るす立体配置・つる性とコンパクト葉を組合せる・鉢色を統一するの3点です。窓辺なら光と影のグラデーション、リビングなら視線の高さに合わせると映えます。

高さの違いで立体感を演出

複数の植物を吊るす場合は、高さに変化をつけることがポイントです。長さの異なるハンガーを使って、階段状やジグザグに配置すると立体的になります。

例えば窓際に3つ吊るすなら、真ん中を一番低く、両側を高めにすると山のような形になって見た目にもきれいです。また、手前を低く奥を高くすると、奥行き感が生まれます。

天井の高い部屋なら、床から天井まで高低差を大きくとって吊るすと、より印象的です。私はリビングの一角に、高さの異なる3つのポトスを吊るしていますが、グリーンのカーテンのような雰囲気になっています。

グループ化してインパクトを

単独で吊るすより、2〜3個をまとめて吊るす方がインパクトがあります。同じ種類の植物で統一感を出すのも良いですし、異なる種類を組み合わせて変化をつけるのも面白いです。

窓際の角に集中させてグリーンコーナーを作ったり、ダイニングテーブルの上に複数吊るしたりすると、その場所が部屋の主役になります。ただし吊るしすぎると圧迫感が出るため、バランスを見ながら配置しましょう。

色の組み合わせも考えると、より洗練された印象になります。濃い緑と薄い緑、斑入りと無地など、コントラストを意識すると見ていて飽きません。

窓辺を活用した配置

窓辺は自然光が入るため、ハンギングプランツに最適な場所です。レースカーテンの前に吊るすと、光を浴びた植物が美しく映えます。

カーテンレールにS字フックで吊るせば、簡単に設置できます。ただしレールの耐荷重を確認し、重すぎる鉢は避けましょう。窓枠の上部にフックを取り付けるのも良い方法です。

窓からの光が植物を透過すると、葉の葉脈が浮かび上がって幻想的な雰囲気になります。特に朝日や夕日が差し込む時間帯は、部屋全体が温かな光に包まれて素敵な空間になるでしょう。

部屋の用途に合わせた配置

リビングでは、ソファやテレビの周辺に吊るすとリラックス感が増します。目線の高さに緑があることで、くつろぎの時間がより心地よくなります。

キッチンでは、窓際やカウンター上部に吊るすと実用的です。ハーブ類を吊るせば、料理の際にすぐ摘めて便利です。また、キッチンの無機質な印象を和らげる効果もあります。

寝室では、ベッドサイドや窓辺に控えめに配置するのがおすすめです。朝目覚めた時に緑が目に入ると、爽やかな一日の始まりを感じられます。ただし植物は夜には光合成をしないので、寝室の空気がきれいになるといった効果は期待しすぎないほうがよいでしょう。

ハンギングに合う植物を探すなら、HitoHanaのハンギング植物一覧で吊り鉢付きの品種をチェックしてみてください。

水やりの手間が気になるなら、フェイクグリーン(プリマオンライン)のハンギングタイプもおすすめです。

\ 置き場所の選び方ガイドはこちら /

観葉植物のハンギングインテリアのよくある質問

ハンギングに向いている観葉植物はどれですか?

ポトス・アイビー・グリーンネックレス・リプサリスなど、つる性や垂れ下がる性質のある品種がおすすめです。軽量で管理しやすい品種を選ぶのがコツです。

賃貸でもハンギングはできますか?

はい。壁に穴を開けないフック式(カーテンレール用)やプラントスタンド型なら、賃貸でも気軽に楽しめます。

ハンギングの水やりはどうすればいいですか?

土の表面が乾いたら、鉢をフックから外して浴室や流し台でたっぷり与え、水が切れてから戻すのが確実です。受け皿付きの鉢なら吊るしたままでも水やりできますが、たまった水は捨ててください。

天井から吊るす場合の重さの目安はありますか?

天井用フックの耐荷重は、2〜3kg程度のものが多いです。土と水を含んだ状態の総重量を確認し、余裕を持って設置してください。

猫や犬がいる家でもハンギングして大丈夫ですか?

ポトスとアイビーはASPCAで猫と犬に有毒とされているので、葉先が届かない高さを保ってください。心配なら、同じ一覧で無毒とされているリプサリスやホヤを選ぶと安心です。

吊るすと水やりの回数は増えますか?

鉢のまわりを風が通り、高い位置は暖かい空気もたまりやすいので、床に置くより土が早く乾くことが多いです。日数で決めずに、指で土を触って乾いていたら与えてください。

まとめ|ハンギングで広がる緑のある暮らし

観葉植物のハンギングは、限られた空間を有効活用しながら、部屋に立体感と動きをもたらすインテリアの工夫です。

観葉植物のハンギングを楽しむポイント
  • ポトスやアイビーなど育てやすい植物から始める
  • 賃貸なら、穴を開けないフック・カーテンレール・自立式スタンドを使う
  • 水やりは土が乾いたらフックから外して、浴室などでたっぷり与える
  • ペットがいるなら、ポトスやアイビーは葉先が届かない高さに吊るす
  • 高さに変化をつける・グループにする・窓辺を使うなど、配置で表情を変える

空中に浮かぶ緑は、床置きの植物とは違った新鮮な魅力があります。風に揺れる姿や、光を受けて輝く葉は、日常に小さな癒しをもたらしてくれるでしょう。ぜひハンギングプランツを取り入れて、心地よい緑のある暮らしを始めてみてください。

植物選びに迷ったら

新しい植物や鉢、土を探しているなら、観葉植物専門の通販サイトもチェックしてみてください。送料や枯れ保証で比べたおすすめの通販サイトをまとめています。

この記事を書いた人
userimg
アワツ
北向き1Kの木造アパートで観葉植物を育てている管理人。日中も薄暗く、夏は湿気がこもる部屋で、ポトスやサンスベリア、モンステラ、パキラなどを育てています。枯らした失敗をもとに、部屋の環境に合わせた育て方を発信中。専門書や公的機関の情報を裏取りし、正確さと初心者目線を大切にしています。
お気に入りの観葉植物を見つけよう
白い鉢に植えられたモンステラが木の棚に置かれた明るい室内の風景

自宅にぴったりの観葉植物を、信頼できるオンラインショップで選んでみませんか。初心者でも安心して購入できる通販サイトを厳選しました。

おすすめの記事