ダイソー・100均の観葉植物おすすめ12選|育て方と大きく育てるコツ

「観葉植物を育ててみたいけど、いきなり高い鉢を買うのは気が引ける…」

そんな方にぴったりなのが、ダイソーやセリアなど100均の観葉植物。実は100均には驚くほど種類豊富な植物が並んでいて、しかも状態の良いものを選べばしっかり育てられます。

この記事では、100均で買えるおすすめの観葉植物12種類と、購入時の選び方、買った後にやるべきこと、そして大きく育てるためのコツを解説します。

私は実際にダイソーでポトスとサンスベリアを買って育てています。300円のミニ鉢が2年で立派な株に成長した経験をもとに、100均植物のポテンシャルとリアルな注意点をお伝えしますね。

100均で観葉植物を買うメリットと注意点

100均の観葉植物は、コスパの良さだけがメリットではありません。初心者が気軽に始められるというのがいちばんの価値です。ただし、知っておくべき注意点もあるので、先に整理しておきましょう。

100均植物のメリット

まず何といっても、失敗のハードルが低いこと。1000円以上する鉢植えを枯らしたらショックですが、100〜300円なら「勉強代」と割り切れます。初心者がまず手を出すのに、これほどちょうどいい価格帯はありません。

それから、意外と品揃えが良い。ダイソーの大型店舗だと、30種類以上の観葉植物が並んでいることもあります。ポトス、パキラ、サンスベリア、ガジュマルなど、園芸店で人気の定番品種が100〜300円で手に入るのは正直お得です。

あと、小さいサイズから始められるのもポイント。ミニサイズだからデスクの上や棚の上など、ちょっとしたスペースにも置けます。

知っておきたい注意点

一方で気をつけたいのは、入荷直後かどうかで植物の状態が大きく違うこと。100均では園芸専門のスタッフが管理しているわけではないので、入荷から日が経つと水やりが不十分だったり、日光が足りずに徒長していたりします。

鉢や土の品質も、専門店に比べると見劣りするのは事実。購入後の植え替えを前提に考えたほうが、長期的にはうまくいきます。

要するに、「買った後のひと手間」で100均植物のポテンシャルは大きく変わるということです。

100均で買えるおすすめ観葉植物12選

ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均で入手しやすく、かつ初心者でも育てやすい品種を12種類セレクトしました。価格は100円〜300円が中心ですが、店舗によって在庫状況は異なります。

100均で買えるおすすめ12種の早見表

品種 価格帯 育てやすさ 日当たり ひとこと特徴
ポトス 100円〜 ★★★★★ 日陰OK 初心者の鉄板。つるで伸びる
パキラ 300円〜 ★★★★☆ 明るめ 編み込み幹がおしゃれ
サンスベリア 300円〜 ★★★★★ 日陰OK 乾燥に強くズボラ向き
ガジュマル 300円〜 ★★★★☆ 明るめ 独特な幹が育つ楽しみ
テーブルヤシ 100円〜 ★★★★☆ 日陰OK 南国ムードで涼しげ
シェフレラ 100円〜 ★★★★★ どこでも とにかく丈夫
クロトン 300円〜 ★★★☆☆ 日当たり必須 カラフルな葉が魅力
ペペロミア 100円〜 ★★★★☆ 日陰OK コンパクトで場所を選ばない
ミリオンバンブー 100円〜 ★★★★★ 日陰OK 水挿しOKで土いらず
多肉植物各種 100円〜 ★★★★☆ 日当たり必須 寄せ植えの楽しみも
フィットニア 100円〜 ★★★☆☆ 日陰OK 葉脈の模様が美しい
コーヒーの木 100円〜 ★★★☆☆ 明るめ 育てるロマンがある

ポトス(100円〜)

100均の観葉植物の中でも、いちばん失敗しにくいのがポトス。日陰にも強く、多少水やりを忘れても簡単には枯れません。つる性なので、成長するとハンギングにして飾るのも素敵です。

ダイソーでは「ゴールデンポトス」「マーブルクイーン」などの品種を見かけることがあります。どれも性質は丈夫なので、見た目が気に入ったものを選んでOK。

私がダイソーで買ったポトスは、最初は手のひらサイズでしたが、2年で1m近いつるになりました。成長が目に見えるので、育てる楽しさを実感しやすい品種です。

\ ポトスの育て方を詳しく知りたい方はこちら /

パキラ(300円〜)

編み込みの幹がおしゃれなパキラは、100均でも人気の品種。300円の大きめサイズで売られていることが多いです。日当たりの良い場所に置けばぐんぐん成長し、数年で立派なサイズになります。

耐陰性もそこそこあるので、デスクの上でも大丈夫。ただし暗すぎると徒長するので、できれば窓際に近い場所に置きましょう。

サンスベリア(300円〜)

「虎の尾」とも呼ばれるサンスベリアは、乾燥に非常に強いのが特徴。水やりの頻度が少なくて済むので、ズボラさんにもぴったりです。空気清浄効果があるとも言われていて、寝室に置く方も多いですね。

100均ではミニサイズのハニーや、スタンダードなローレンティーが手に入ります。冬の水やりは月1回で十分なくらい、管理が楽な品種です。

― サンスベリアの育て方はこちらで詳しく解説 ―

ガジュマル(300円〜)

ぷっくりした幹と丸い葉が愛嬌のあるガジュマル。「多幸の木」「精霊の宿る木」とも呼ばれ、風水的にも人気があります。

100均のガジュマルは幹がまだ細いものが多いですが、育てるうちに独特の太い気根が発達してきます。一鉢一鉢形が違うので、「この子だ」と思う形のものを探すのも楽しいですよ。

テーブルヤシ(100円〜)

南国ムードのあるヤシの仲間で、100円で手に入ることが多い手頃な品種です。耐陰性が高く、北向きの部屋でも育ちます。葉が細かく繊細なので、見た目に涼しさがあるのも魅力。

成長は比較的ゆっくりですが、大きくなると50cm〜1mくらいにはなります。直射日光は苦手なので、明るい日陰に置くのがコツ。

シェフレラ(カポック)(100円〜)

手のひらを広げたような葉が特徴のシェフレラ。ホームセンターでは「カポック」の名前で売られていることが多いですが、正確には別の植物です。

とにかく丈夫で、日陰でも屋外でも、寒さにもそこそこ耐えます。初心者向けランキングでも常連の品種で、「まず枯らさない自信をつけたい」という方には最適な選択です。

クロトン(300円〜)

赤、黄、オレンジなど鮮やかな色の葉が特徴のクロトン。観葉植物の中では珍しくカラフルなので、部屋のアクセントになります。

ただし寒さにやや弱く、冬場は10℃以上をキープしたい品種。日当たりが良いほど葉の色が鮮やかになるので、窓際に置くのがおすすめです。

ペペロミア(100円〜)

肉厚でつやのある葉がかわいらしいペペロミア。種類が非常に多く、100均でも「オブツシフォリア」「グラベラ」などを見かけます。

コンパクトにまとまるので、デスクや洗面台に置くのにちょうどいいサイズ感。多肉植物に近い性質で、水やりは控えめが基本です。

ミリオンバンブー(100円〜)

竹のような見た目ですが、実はドラセナの仲間(サンデリアーナ)。水挿しでも育てられるので、土いらずで管理できます。「開運竹」の名前で風水グッズとしても人気があります。

100均では茎を曲げた「スパイラルバンブー」として売られていることも。水栽培ならコバエの心配もなく、清潔に楽しめます。

多肉植物各種(100円〜)

エケベリアやセダムなど、小さな多肉植物も100均の定番。水やりの頻度が少なくて済むので管理が楽で、複数の種類を集めて寄せ植えにする楽しみもあります。

ただし多肉植物は日光が大好き。室内の暗い場所に置くと徒長してひょろひょろになるので、窓際の日当たりの良い場所に置きましょう。

\ 多肉植物の育て方を詳しく知りたい方はこちら /

フィットニア(100円〜)

葉脈がピンクや白にくっきり浮き出る美しい植物。小型なのでテラリウムの素材としても人気があります。

湿度を好む性質があり、乾燥するとすぐにしおれます。ただし水をあげれば復活するので、「あ、忘れてた」と気づいてからでも間に合うことが多い。ある意味わかりやすい植物です。

コーヒーの木(100円〜)

ツヤのある濃い緑の葉が美しいコーヒーの木。「自分で育てた木からコーヒー豆が…」というロマンはありますが、実際に実がなるまでには数年かかります。それでも、観葉植物として見た目が良いので、育てること自体が楽しめます。

寒さにやや弱いので、冬は10℃以上をキープ。日当たりの良い場所で育てると、葉の色がいっそう鮮やかになります。

100均で失敗しない選び方のコツ

100均の観葉植物はすべてが良い状態とは限りません。同じ品種でも個体差が大きいので、選び方のポイントを知っておくと失敗を減らせます。

入荷直後の店舗を狙う

100均の植物は入荷してからの管理が十分でないことが多いです。なるべく入荷直後のものを選びましょう。葉にハリがあって、色が鮮やかなものは入荷から日が浅い証拠です。

私の経験上、大型のダイソーは植物の回転が速いので、状態の良いものに当たりやすい印象があります。

チェックすべき5つのポイント

葉の状態

黄色く変色していたり、しおれていたりするものは避けましょう。葉にツヤがあり、ピンと張っているものを選びます。

根の状態

鉢底から根が大量にはみ出しているものは、根詰まりを起こしている可能性があります。少し出ている程度なら問題ないですが、びっしり出ているのは要植え替えのサイン。

虫の有無

葉の裏や土の表面に虫がいないか確認しましょう。特に土の表面を小さな虫が歩いていたら、コバエの幼虫がいる可能性があります。

茎の太さ

茎がひょろっと細長く伸びている(徒長している)ものは、日光不足で弱っている可能性が。茎が太くしっかりしたものを選びましょう。

土の状態

カビが生えていたり、表面がカチカチに固まっていたりするものは、管理が行き届いていない証拠。水はけの良い状態の土のものを選びます。

100均植物を買ったらまずやること

100均で植物を買ってきたら、そのまま飾るのではなく、いくつかの「初期設定」をしてあげましょう。この手間をかけるかどうかで、その後の成長が大きく変わります。

1〜2週間は環境に慣らす

購入直後は植物にとって環境の変化がストレスになっています。いきなり直射日光に当てたり、植え替えたりせず、明るい日陰で1〜2週間静かに過ごさせましょう。この間は水やりも控えめに。

植え替えをする

100均の鉢は小さく、土の質もあまり良くないことが多いです。環境に慣れたら、ひとまわり大きい鉢に植え替えてあげましょう。

植え替え先の鉢は底穴のあるものを選んでください。鉢底石を入れて、観葉植物用の培養土で植え直すだけ。この一手間で根の成長スペースが確保され、その後の成長スピードが格段に上がります。

― 植え替えのやり方を詳しく解説しています ―

適切な置き場所を決める

品種ごとに好む環境が違います。購入した植物の名前をラベルや検索で確認し、その品種に合った場所に置いてあげましょう。多くの観葉植物は「レースカーテン越しの光が当たる場所」で元気に育ちます。

\ 置き場所に迷ったらこちらの記事が参考になります /

100均の小さな鉢を大きく育てるコツ

「100均の植物はどうせ小さいまま」と思っていませんか? 実は、条件さえ整えれば専門店で買った植物と同じように大きく育ちます。ポイントは3つ。

段階的に鉢を大きくする

いきなり大きな鉢に植え替えるのではなく、成長に合わせて「ひとまわり大きい鉢」に段階的にサイズアップしていくのがコツ。大きすぎる鉢だと土が多くなりすぎて、水はけが悪くなり根腐れのリスクが上がります。

目安として、1〜2年に1回、現在の鉢より直径で3cm程度大きい鉢に植え替えるのがベストです。

成長期に適切な肥料を与える

100均の植物は小さい分、成長の余力をたくさん持っています。春〜秋の成長期に液体肥料を2週間に1回くらいの頻度で与えると、ぐんぐん伸びます。

ただし冬場は成長が止まるので、肥料もストップ。成長していない時期に肥料を与えると肥料焼けの原因になるので注意してください。

剪定で形を整えながら成長させる

ある程度大きくなったら、適度な剪定も大切。徒長した枝を切り戻すことで、脇芽が出てボリュームのある株に育ちます。

切った枝は水挿しや挿し木で増やせる品種も多いです。1つの100均植物から2つ、3つと増えていくのも、植物を育てる楽しさのひとつですね。

― 増やし方の基本テクニックはこちら ―

100均の観葉植物に関するよくある質問

100均植物についてよく聞かれる質問をまとめました。

100均の植物は本当に育ちますか?

はい、ちゃんと育ちます。100均だから品質が悪いということはなく、園芸農家で生産された苗を仕入れているので、品種自体は専門店と同じものです。違いがあるとすれば、店頭での管理環境と鉢・土の品質。購入後に適切なケアをすれば、問題なく大きく育ちます。

ダイソーとセリア、どちらが品揃えが良いですか?

観葉植物の品揃えはダイソーのほうが充実している印象です。特に大型店舗だと、300円のやや大きめサイズの品種も並んでいることがあります。セリアは多肉植物のミニサイズが比較的揃っています。ただし店舗によって差が大きいので、いくつかの店舗を回ってみるのがおすすめです。

100均の鉢をそのまま使い続けても大丈夫?

短期的には問題ありませんが、長期的にはおすすめしません。100均の鉢は小さく、底穴がないものも多いです。底穴がない鉢では水はけが悪く、根腐れのリスクが高い。環境に慣れたら、底穴のある鉢に植え替えてあげましょう。

枯らしてしまっても大丈夫?

まったく問題ありません。むしろ、100均植物は「枯らしても心理的ダメージが少ない」のがメリットのひとつ。なぜ枯れたのかを振り返って、次の植物に活かせばOKです。水やりの頻度、日当たり、温度のどれが原因だったかを考える経験こそが、植物を上手に育てるスキルにつながります。

100均で買える植物関連グッズは?

鉢、受け皿、鉢底石、土、肥料、霧吹き、園芸はさみなど、基本的な道具はほぼ揃います。特にダイソーの園芸コーナーは充実していて、100均だけで植物を始めるのに必要なものが一通り手に入ります。ただし土の品質はやや劣るので、余裕があればホームセンターで購入するのが無難です。

100均で物足りなくなったら|次のステップへ

100均の植物で育てる楽しさを知ったら、次はもう少しこだわった品種に挑戦してみたくなるもの。専門店でしか手に入らない珍しい品種や、しっかりした大きめのサイズの植物を選んでみるのも良いですね。

最近はオンラインの植物専門店も充実していて、自宅にいながら豊富な品種から選べます。100均で「この品種が好き」と分かったら、その品種のもう少し大きい株を専門店で探してみるのも楽しいですよ。

\ 植物通販サイトのおすすめをまとめました /

まとめ|100均から始める観葉植物のある暮らし

100均の観葉植物は、植物を育てる第一歩として最高の選択肢です。

ポトス、パキラ、サンスベリア、ガジュマルなど、100〜300円で手に入る品種はどれも丈夫で初心者向き。購入後に植え替えをして、適切な環境に置いてあげれば、ちゃんと大きく育ちます。

「高い植物を枯らしたらどうしよう」という不安を感じる必要はありません。まずは100均の一鉢から。気軽に始めて、植物のある暮らしの心地よさを体験してみてください。

私も最初のきっかけは100均のポトスでした。そこから少しずつ増えて、今では部屋中が緑に囲まれています。最初の一歩は小さくても、それが大きな楽しみにつながりますよ。

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